First Song 歌詞 渋谷すばる ふりがな付

夢ゆめのかけら ガラス越ごしに 透すかして見みていた
雨あめの中なかを 傘かさもささず 少すこし笑わらってた

貼はり付ついた嘘うそ 剥はがす為ためには 涙なみだが必要ひつようさ
腫はれた心こころに 染しみ込こませて 見上みあげれば晴はれていた

始はじまりの音おとが聴きこえる
どこかで会あってた気きがするような
恋こいのような
胸むねが踊おどる声こえが

今いま、会あいたい 君きみに会あいたい
まだ誰だれも知しらない僕ぼくらを
途切とぎれた夢ゆめの続つづきを
浮うかべながら見みつけに行ゆこう

「好すきだけど好すきじゃない」を
抱だきしめる自信じしんがなかった
今いま何なにも恐おそれずに歌うたえる
僕ぼくらの最初さいしょのうた

強つよくもなく弱よわくもなく手てを繋つないでいよう
遠とおくもない近ちかくもない距離きょりが重かさなって

一時いちじ停止ていしのままの歌うたの続つづき歌うたっていいかな
懐なつかしいけど新あたらしい体温たいおんで抱だき合あいたい

始はじまりの音おとが響ひびいて
散ちらばっていた幾いくつかの点てんが
一ひとつになり
君きみの心こころへ繋つながる

本当ほんとうの自分じぶんの声こえを
まだ君きみも知しらない君きみを
確たしかな現在いまの続つづきを
見みつめながら歩あるいて行ゆこう

光ひかりが射さした未来みらいへ
まだ誰だれも知しらない場所ばしょへ
今いままでの僕ぼくらを抱だきしめて
聴きこえる最初さいしょのうた

はじまりの唄うたが聴きこえる

今いま、会あいたい 君きみに会あいたい
まだ君きみが知しらない僕ぼくを
ここから夢ゆめの続つづきを
描えがきながら紡つむいで行ゆこう

「好すきだけど好すきじゃない」を
抱だきしめて生いきていくよ
まだ誰だれも知しらない世界せかいで
歌うたうよ最初さいしょのうた