さみしいおさんぽ 歌詞 大森靖子 ふりがな付

もう 家いえじゃなくて
夢ゆめじゃなくて 夜よるじゃなくて
ただ夢中むちゅうで話はなしをする 散歩道さんぽみちに帰かえりたいよ

掠かすりもしない手てと手ての真まん中なかを酔よっ払ぱらいが通とおる
「時代じだいの象徴しょうちょうみたいな2人ふたりだね」と

僕ぼくらは何なにもないのが良いい
終おわりに似にてるものは全部ぜんぶ
やっちゃったら飽あきて
朝あさの光ひかりに街灯がいとうが負まけても
目めを開あけて

さみしいままでいよう
キラキラの中なかで僕ぼくは汚よごれたまんま
世界せかいが真まっ二ぷたつに割われないようにここに立たつ
光ひかりから
君きみに手てを伸のばすよ
脅おどされても立たつよ
幸しあわせは願ねがうもの 触ふれないままイメージで

もう 家いえが近ちかい
歩あるく速度そくど遅おくらせてさ
ずっとこのままがいいとか気持きもち悪わるい 帰かえりたいよ

似合にあわない恋こいをしているの
完成かんせいしたら見みせて
褒ほめてもらって終おわり
もう興味きょうみないの 及第点きゅうだいてんとって
優秀ゆうしゅうだったって

さみしい かわいくても
面白おもしろくても意味いみがない "違ちがう"から
世界せかいは足たりなくてきっと僕ぼくを奪うばいにくる
だから僕ぼくは
たとえ君きみが僕ぼくを抱だきしめたとしても
僕ぼくは譲ゆずらないよ
僕ぼくの散歩道さんぽみち

さみしいままでいよう
キラキラの中なかで僕ぼくは汚よごれたまんま
世界せかいが真まっ二ぷたつに割われないようにここに立たつ
光ひかりから
君きみに手てを伸のばすよ
脅おどされても立たつよ
幸しあわせは願ねがうもの 触ふれないままイメージで