綺麗なままで 歌詞 柴田淳 ふりがな付

いつかその日ひが来くるまで
逃にげ惑まどう私わたしを許ゆるして
あなたを忘わすれる為ためには
それしかなかったの

密ひそかに香かおる記憶きおくが
立たち昇のぼる湯気ゆげに消きえてゆく
珈琲こーひーに映うつる私わたしは ほろ苦にがく笑わらって
今日きょうも偽いつわるだけ

はじめてあなたではない他ほかの誰だれかと
秘密ひみつを作つくったの

愛あいしてる 愛あいしてたの
苦くるしくて 歩あるき出だしたくて
あの日ひあなたが
私わたしを置おき去ざりにした日ひから
私わたしさえ 知しらぬ私わたし
変かえたのは あなた あの時ときの
いつかその瞳ひとみで
私わたしを終おわらせて

傷きずつけるつもりならば
無なかったと言いえば嘘うそになる
捕つかまえてくれないのなら
誰だれのものでもない
構かまわずに行いくって

霞かすみが明あけてく様ように
時ときは全すべてを私わたしに伝つたえてく

誰だれよりも 愛あいされてた
誰だれよりも これからもずっと
そんな想おもいは 今いまも私わたしを責せめ続つづけてる
気付きづかずに 生いきていって
守まもりたい あなたの想おもいを

綺麗きれいな私わたしのままで
消きえてしまえたなら
愛あいしてる 愛あいしてたの
誰だれよりも これからもずっと
たとえあなたが
全すべて知しってしまったとしても
忘わすれない 忘わすれないわ
私わたしだけ 愛あいし続つづけてく
二に度どと戻もどれない日々ひびを
夢見ゆめみて生いきてゆく