小さい男 歌詞 林部智史 ふりがな付

然さしたることのない 暮くらしの憂うさ故ゆえか
意味いみ目的もくてきもない 命いのちの虚むなしさか
僕ぼくの心こころを 底そこなし沼ぬまの
深ふかい孤独こどくが 覆おおいつぶす
助たすけてくれと 叫さけびあげたい
寂さみしさに 寂さみしさに 体からだが凍こおる
死しさえ勧すすめる 酷むごい孤独こどくが
僕ぼくの心こころに 住すみ着ついていた

いつかそんな僕ぼくに 出逢であいが訪おとずれた
美うつくしい姿すがたで 美うつくしい心こころの
君きみという人ひと 僕ぼくはすっかり
君きみ中毒ちゅうどくに 身みを染そめ上あげた
ようやく僕ぼくの 命いのち動うごいて
生いきてる意味いみも そこに生うまれた
僕ぼくは決きめたよ 一生いっしょうかけて
君きみの命いのちと 暮くらし守まもると

ただ一人ひとりの女性じょせい そのために一生いっしょう
賭かけるのだと言いえば おそらく大方おおかたは
小ちいさい男おとこ ダメな男おとこと
蔑さげすむだろう 嘲あざけるだろう
けれどようやく 寂さみしさ消きえて
生いきてる意味いみを 見出みいだしたんだ
君きみを守まもると 僕ぼくは決きめたよ
小ちいさい男おとこ やり遂とげること