あの家はもうない 歌詞 吉澤嘉代子 ふりがな付

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よみ:あのいえはもうない

あの家はもうない 歌詞

吉澤嘉代子

2026.3.18 リリース
作詞
吉澤嘉代子
作曲
吉澤嘉代子
編曲
ゴンドウトモヒコ
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子供こどものころに暮くらした日陰ひかげのような古ふるい家いえ
同級どうきゅう生せいに知しられるのさえも恥はずかしかった

油あぶらが浮ういてる水みずたまり花壇かだんに零こぼれる金木犀きんもくせい
手てのひらの生いきものたちを弔とむらってきた

叱しかられて閉とじ籠こもる押入おしいれ
お醤油しょうゆが香かおって襖ふすま覗のぞくと夕食ゆうしょくが置おいてあった

あの家いえはもうない
麗うら若わかき父とうさん母かあさんも甘あまく香こうばしい匂においのなか

校舎こうしゃを抜ぬけて訪たずねた一人暮ひとりぐらしの白しろい部屋へや
橙だいだいの窓際まどぎわに飾かざられた一輪いちりんの花はな

映画えいがはうわの空そらのまま気きづけば終おわりを迎むかえて
指ゆびもふれない生き真面目まじめさが好すきだった

薄化粧うすげしょうは卒業式そつぎょうしきの夜よる
私わたしから貴方あなたの黒子ほくろにキスで星座せいざを繋つないだ

あの部屋へやはもうない
結末けつまつを知しらされていない瓦礫がれきの二人ふたりは夢ゆめをみていた

独ひとりきりの舞台ぶたいで初はじめて拍手はくしゅを貰もらった日ひ
照明しょうめいに立たち昇のぼったあの歌うたを思おもいだして

あの場所ばしょはもうない
憧あこがれたまばゆい世界せかいは彩度さいどを極きわめて遠とおのいてく
記憶きおくはそっとそっと手直てなおしを許ゆるして美うつくしくなる

あの家いえは
あの部屋へやは
あの場所ばしょはもうない

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曲名:あの家はもうない 歌手:吉澤嘉代子