襖ふすま一枚いちまいへだてても
あなたの寝息ねいきがきこえます
郡上ぐじょうのナー
郡上ぐじょうおどりの盂蘭盆会うらぼんえ
心こころの火照ほてりをもて余あまし
わたし… わたし… 寝返ねがえりをうつ
帰かえり仕度じたくをいそいでる
あなたの姿すがたは見みたくない
泣ないてナー
泣ないて明あかした仮かりの宿やど
一年いちねん一度いちどを待まち佗わびて
わたし… わたし… 溜息ためいきをつく
水路すいろめぐって秋あきの風かぜ
御霊みたまを送おくればうろこ雲ぐも
別わかれナー
別わかれせつない夢ゆめのあと
ふたりで一緒いっしょに暮くらしたい
わたし… わたし… 呟つぶやいてみる
襖fusuma一枚ichimaiへだててもhedatetemo
あなたのanatano寝息neikiがきこえますgakikoemasu
郡上gujouのnoナnaー
郡上gujouおどりのodorino盂蘭盆会urabone
心kokoroのno火照hoteりをもてriwomote余amaしshi
わたしwatashi… わたしwatashi… 寝返negaeりをうつriwoutsu
帰kaeりri仕度jitakuをいそいでるwoisoideru
あなたのanatano姿sugataはha見miたくないtakunai
泣naいてiteナnaー
泣naいてite明aかしたkashita仮kariのno宿yado
一年ichinen一度ichidoをwo待maちchi佗waびてbite
わたしwatashi… わたしwatashi… 溜息tameikiをつくwotsuku
水路suiroめぐってmegutte秋akiのno風kaze
御霊mitamaをwo送okuればうろこrebauroko雲gumo
別wakaれreナnaー
別wakaれせつないresetsunai夢yumeのあとnoato
ふたりでfutaride一緒issyoにni暮kuらしたいrashitai
わたしwatashi… わたしwatashi… 呟tsubuyaいてみるitemiru