絵空事 歌詞 ソラミズツキヒ ふりがな付

願ねがった一ひとつを 胸むねから落おとした
水面みなもは揺ゆれて 風かぜが過すぎ去さった
澱よどんだ鉢はちに 沈しずんだ石いしでさ
ボクは世界せかいを撃うった

願ねがった一ひとつを 君きみが嘲笑あざわらった
ため息いきがそっと 世界せかいを揺ゆるがした

無色むしょくの匂においに 耐たえられなかった
君きみが色いろをつけた この世界せかいで

見みえたもの全部ぜんぶ 真実しんじつじゃなかった
信しんじたいものだけ 想像そうぞうする未来みらい

今いまもまだ 見みえない未来みらいに呼よばれて
今いまもまだ 消きえない匂においに包つつまれた

何千回なんぜんかい 何万回なんまんかい 君きみはさよならと
泣ないて 笑わらってを繰くり返かえして

何千回なんぜんかい 何万回なんまんかい 君きみはさよならを
言いえずにまた夜よるが明あけて

願ねがった一ひとつを 胸むねから落おとした
目めを閉とじた先さきで 夢ゆめの続つづきを見みよう