プリズムを越えて 歌詞 ソラミズツキヒ ふりがな付

醒さめる様ような青あおに沈しずむ声こえ
その度たびに目めを伏ふせてまた何なにか零こぼす
藻掻もがく様ように足あしを踏ふみ込こんでいく
前まえなんて見みえないままで息いきは続つづく

真空管積しんくうかんつんだ遊覧船ゆうらんせん
鳴ならす汽笛きてきは希望きぼうの音おと
灯台とうだいを目指めざす海月くらげたち
傘かさを拡ひろげ揺ゆられてく

心無こころない言葉ことばの海うみを漂ただよい続つづけて
乱反射らんはんしゃする視界しかいを抜ぬけて
深ふかい深ふかい鼓動こどうの波なみを確たしかめながら
乱反射らんはんしゃする世界せかいを越こえて

跳はねる光ひかりと水平線すいへいせん
汽笛きてきは聴きこえてる
透明水彩とうめいすいさいの夢ゆめはもう
夕凪ゆうなぎに置おいて行いこう

まっすぐに進すすむだけが正解せいかいじゃない
何度なんどもぶつかって道みちを変かえても
その目めの輝かがやきは亡なくさないで
いつか虹色にじいろの光ひかりに変かわるように

溢あふれ出だす感情かんじょうを僕等ぼくらは叫さけびに変かえていく
乱反射らんはんしゃする世界せかいに向むけて
枯からした言葉ことばの海うみを彷徨さまよい続つづけて
乱反射らんはんしゃする視界しかいを抜ぬけた

見みえるかいここだよ
ここまで来きたんだよ
あなたに見付みつけてもらうため
僕等ぼくらプリズムを越こえて