デストピア 歌詞 GLAY ふりがな付

背徳はいとくの闇やみに軋きしむ黒くろで塗ぬられた進化しんかの忌いみ
哀かなしみは息いきを殺ころし魂たましいに祈いのりを

指ゆびの先さきでなびく時代じだい 灰色はいいろの雲くもに包つつまれ
アシッドの雨あめの中なかでモラルが溶とけた夜よる
割わり当あてられたアルファベッド 誰だれも彼かれも記号きごうで呼よばれ
薄うすれゆく理性りせいの中なか 誰たが為ための争あらそいを

記憶きおくの隅すみに宿やどる傷きずが終おわり告つげる
遠とおくの声こえが囁ささやいた新あらたな始はじまりの予感よかん

愛あいは時ときを超こえ夢ゆめは遥はるか彼方かなたへ声こえは届とどくどこまでも
わずかな希望きぼうでも信しんじる力ちからは誰だれよりも深ふかく刻きざまれた絆きずな
愛あいは時ときを超こえて

あの日ひ 風かぜが止とまった街まちに奇妙きみょうな果実かじつは熟うれる
惡あくの花言葉はなことばを狩かる裏切うらぎりのデストピア
全すべてを知しったような顔かおで息いきを吸すうように嘘うそを吐はく
偽いつわりのサイレンが弾はじく無意識むいしきのトリガー

既読きどくのメモリー残のこる過去かこログに踊おどり疲つかれ
書かきかけのメール壊こわれて消きえた理想りそうの未来みらい

生いきる意味いみを問とえこの世よに降おりた戦士達せんしたち 儚はかなく脆もろく眩まばゆい
今いまを迷まよえラビリンス一筋ひとすじの光ひかりの元もとへ夜よるが明あけるその前まえに
愛あいは時ときを超こえて

愛あいは時ときを超こえ夢ゆめは遥はるか彼方かなたへ声こえは届とどくどこまでも
わずかな希望きぼうでも信しんじる力ちからは誰だれよりも深ふかく刻きざまれた絆きずな
泡立あわだつ肌はだに接吻せっぷん
愛あいは時ときを超こえて