落葉の駅 歌詞 八代亜紀 ふりがな付

汽車きしゃを降おりて歩あるけば 風かぜとすれ違ちがう
何なにも言いわず別わかれて ここまで来きたばかり
あなた今頃いまごろ 何なにしてますか
あわてて私わたしを 探さがしてますか
落葉おちば集あつめて 風かぜの駅えき
影かげをおとして ひとりきり
帰かえりたい 帰かえれない
あの胸むねには 帰かえれない
流ながれる 雲くもだけが
横切よこぎる 寒さむい街まち

西にしの空そらを見上みあげて 明日あしたを占うらなう
遠とおざかればますます 心こころが痛いたみ出だす
つらい噂うわさを 許ゆるせないのに
心こころはあなたに 戻もどってゆくわ
落葉おちば集あつめて 風かぜの駅えき
涙なみだ集あつめて ひとりきり
憎にくみたい 憎にくめない
想おもい出でまで 憎にくめない
枯かれ枝えだの 音おとだけが
ざわめく 寒さむい道みち