宛名のない手紙 歌詞 和楽器バンド ふりがな付

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宛名のない手紙 歌詞

和楽器バンド

2020.10.14 リリース
作詞
鈴華ゆう子
作曲
鈴華ゆう子
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歪ゆがみだらけのこの街まちで
何なにを見出みだせというのか
もうこのまま朽くち果はててしまいたいなんて
自暴じぼう自棄じきの今日きょうも此処ここに身みを鎮しずめる

木々きぎが擦すれて奏かなでるリズムと
湿しめる芝生しばふの香かおりに抱だかれて
都会とかいに潜ひそむオアシスに寝転ねころび

ビルを繋つなぐうろこ雲くもはやがて
不気味ぶきみな風かぜに押おし流ながされてく
不ふ協きょうなカラスたちのオーケストラ

例たとえば一ひとつだけ言いえずにいた
言葉ことばをしたため送おくるとすれば
夜よるの帳とばり降ふりる頃ころ筆ふでをとり抗あらがう
空そらの声こえ 探さがしてた

手紙てがみはまた 宛名あてなもなく
今年ことしもまた 君きみを消けして
帰かえってきて 帰かえってきて
三十さんじゅう年ねん後ご、共ともに生いきてた夢ゆめ

死しに物狂ものぐるいに仮想かそうの愛あいへ
羞恥しゅうちを捨すてた過剰かじょうな奉仕ほうしを
幼おさない雑念ざつねんは穢けがれゆくまま

野望やぼうに暮くれた目めの下したは青あおく
親おやに向むける顔かおもなく溺おぼれた
誰だれの為ため産うまれ誰だれの為ため生いきる?

地上ちじょうに満みちてく赤あかい点滅てんめつ
蟻地獄ありじごくへまた呑のみ込こまれてく
焼やけに一ひとつだけ瞬またたく星ほしに身みを重かさね
すすり泣なく声こえ 殺ころした

手紙てがみはまだ 綴つづり続つづけ
私わたしはまた 君きみを呼よんで
どうか生いきて どうか生いきて
四十よんじゅう年ねん後ご、皺しわを撫なで合あう夢ゆめ

それは人ひとと
人ひとの闇やみと
愛あいの垢あかを
落おとす気怠けだるさを

手紙てがみはまた 宛名あてなもなく
今年ことしもまた 君きみを消けして
どうか生いきて どうか生いきて
五十ごじゅう年ねん後ご、共ともに息いき絶たえる夢ゆめ

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曲名:宛名のない手紙 歌手:和楽器バンド