葉陰はかげにそっと 身みを寄よせて
咲さいて淋さびしい 花はなひとつ
人ひとに言いえない 恋こいをして
今日きょうもあなたを 待まちわびる
いいの時々ときどき 逢あえたらいいの
露地ろじに咲さきます 石蕗つわぶきの花はな
迷惑めいわくだけは かけないと
決きめていました はじめから
つらい思おもいを させるねと
言いったあなたを 信しんじたい
いいの嘘うそなら 嘘うそでもいいの
雨あめに濡ぬれます 石蕗つわぶきの花はな
あなたの腕うでの あたたかさ
逢あえば十日とおかは 生いきられる
女おんな 人並ひとなみ 幸しあわせの
夢ゆめは見みません もう二度にどと
いいの時々ときどき 逢あえたらいいの
恋こいに咲さきます 石蕗つわぶきの花はな
葉陰hakageにそっとnisotto 身miをwo寄yoせてsete
咲saいてite淋sabiしいshii 花hanaひとつhitotsu
人hitoにni言iえないenai 恋koiをしてwoshite
今日kyouもあなたをmoanatawo 待maちわびるchiwabiru
いいのiino時々tokidoki 逢aえたらいいのetaraiino
露地rojiにni咲saきますkimasu 石蕗tsuwabukiのno花hana
迷惑meiwakuだけはdakeha かけないとkakenaito
決kiめていましたmeteimashita はじめからhajimekara
つらいtsurai思omoいをiwo させるねとsaseruneto
言iったあなたをttaanatawo 信shinじたいjitai
いいのiino嘘usoならnara 嘘usoでもいいのdemoiino
雨ameにni濡nuれますremasu 石蕗tsuwabukiのno花hana
あなたのanatano腕udeのno あたたかさatatakasa
逢aえばeba十日tookaはha 生iきられるkirareru
女onna 人並hitonami 幸shiawaせのseno
夢yumeはha見miませんmasen もうmou二度nidoとto
いいのiino時々tokidoki 逢aえたらいいのetaraiino
恋koiにni咲saきますkimasu 石蕗tsuwabukiのno花hana