Symbol 歌詞 宮川大聖 ふりがな付

断たち切きれない恐怖きょうふと　碌ろくでもない理念りねんを
眼めに焼やき付つけては　安堵あんどして
息いきの絶たえない憂鬱ゆううつに　取とり憑つかれたような
忙いそがしい生活せいかつだ　煩わずらわしいよな

やりきれないような現実げんじつに　のらりくらり転ころがされるだけ
指先ゆびさきで殴なぐり描えがいた詩うたを　蹴飛けとばして散ちりばめていく

散々手さんざんてを伸のばしても　まだ報むくわれやしないよな
物悲ものがなしい世界せかいだずっと　創つくって壊こわして泣ないて
弾はじけ飛とぶように　高鳴たかなる瞬間しゅんかんを
何度なんどだって　刻きざみ込こんでしまおうぜ

古臭ふるくさいイメージなんてさ　もうそこらに捨すてなくちゃな
情なさけないくらい生いきていたって　答こたえは見みえなくて
零こぼさないように崩くずれないように迷まよえ　夜よるが明あけるまで

苦くるしくたっていいさ　辿たどり着ついたその場所ばしょで果はてるとしよう

kick ass kick ass
音おとと絡からまる鼓動こどうに火ひをかざす　次第しだいに見みえなくなる暗くらくなる
ヘッドライト照てらされる正体しょうたい

身体からだに染しみ込こんだ欺瞞ぎまんの数かずだけ
どうしても分わからなくなるんだ　何処どこにいるのか

行いき場ばのないような感覚かんかくに　息いきを飲のみ込こんでは歩あるいて行いくだけ
悴かじかんだ左手ひだりての傷きずが　不屈ふくつの証あかしだとしても

ひらり揺ゆらめいて　微かすかな温度おんどで　ゆらり閃ひらめいて

散々目さんざんめを凝こらしても　まだ見みつかりはしないよな
痛いたくなるくらい生いきていたって　救すくいの手ては無なくて
遠とおくにいたんだ夢ゆめを見みてるように煌きらめく　光ひかりに飲のまれて

古臭ふるくさいイメージなんてさ　もうそこらに捨すてなくちゃな
情なさけないくらい生いきていたって　答こたえは見みえなくて
零こぼさないように崩くずれないように迷まよえ　夜よるが明あけるまで

焦燥目映しょうそうまばゆい宙そらに目めが眩くらんでしまったようだ
嗚呼今日ああきょうもまた掻殴かなぐり振ふり回まわして　叫さけぼうぜ　僕等ぼくらの生いき甲斐がいを

どれだけ逃にげたんだろう　もう許ゆるしちゃくれないよな
誰だれかのように生いきていたって　期待きたいもされなくて
信しんじていたいんだ　此処ここにもう１回煌かいきらめく　明日あしたが来くるでしょ

打うち鳴ならせ遠とおくまで　まだ限界げんかいなんてないよな
ありきたりなステージなんて壊こわしてしまおうぜ
弾はじけ飛とぶように高鳴たかなる瞬間しゅんかんを

悽然せいぜんの向むこうまで
この身みを焦こがしてみたくて　迸ほとばしる合図あいずを見失みうしなわないように

苦くるしくたっていいさ辿たどり着ついたその場所ばしょで　果はてるとしよう