情じょうほしさに 涙なみだをしぼる
しぼる涙なみだが 又またからむ
心こころ束たばねた 結むすび目めが
にじんでほどける 水みずたまり
何故なぜに渡わたれぬ えにし川がわ
男おとこらしさの 器うつわに惚ほれて
ついてきたのも 夢ゆめのあと
女おんなごころは 笹ささの舟ふね
やさしいあなたの 櫓やぐらが欲ほしい
抱だいてください えにし川がわ
見みても見みぬ振ぶり しあわせなんて
急いそぐその度たび 遠とおくなる
酒さけのしずくを 文字もじにして
あなたが命いのちと 指ゆびで書かく
ひとり淋さびしい えにし川がわ
情jouほしさにhoshisani 涙namidaをしぼるwoshiboru
しぼるshiboru涙namidaがga 又mataからむkaramu
心kokoro束tabaねたneta 結musuびbi目meがga
にじんでほどけるnijindehodokeru 水mizuたまりtamari
何故nazeにni渡wataれぬrenu えにしenishi川gawa
男otokoらしさのrashisano 器utsuwaにni惚hoれてrete
ついてきたのもtsuitekitanomo 夢yumeのあとnoato
女onnaごころはgokoroha 笹sasaのno舟fune
やさしいあなたのyasashiianatano 櫓yaguraがga欲hoしいshii
抱daいてくださいitekudasai えにしenishi川gawa
見miてもtemo見miぬnu振buりri しあわせなんてshiawasenante
急isoぐそのgusono度tabi 遠tooくなるkunaru
酒sakeのしずくをnoshizukuwo 文字mojiにしてnishite
あなたがanataga命inochiとto 指yubiでde書kaくku
ひとりhitori淋sabiしいshii えにしenishi川gawa