Ghost Apple 歌詞 Halo at 四畳半 ふりがな付

何なにも言いえずに 白しろい吐息といきを
悴かじかんだ街まちへ溶とかしていく
華はなやかに映うつる その喧騒けんそうが
尚更なおさら 寂さびしさを寄越よこす

snowing snowing
降ふり積つもる雪ゆきがまるで僕ぼくの後悔こうかいのよう
でも thawing thawing
また春はるがくれば それも溶とけてしまうよ

Ghost Apple Ghost Apple
実みを結むすんだ思おもいもいつか
Ghost Apple Ghost Apple
雨あめに降ふられ 凍こおり付ついていくよ

君きみはすべてを 見抜みぬいてたんだろう
それでも何なにも言いわずに
滴したたっていくその虚むなしさも
溶とけ出だして街まちを彩いろどっていく

Ghost Apple Ghost Apple
凍こおり付ついた心こころの中なかで
Ghost Apple Ghost Apple
果実かじつだけが熟うれて腐敗ふはいしていくよ

snowing snowing
降ふり積つもる雪ゆきがふたりを遮さえぎってしまうよ
でも thawing thawing
また春はるがくれば それも溶とけてくれるかい

Ghost Apple Ghost Apple
実みを失なくした抜ぬけ殻がらを見みて
Ghost Apple Ghost Apple
美うつくしいと思おもってしまう僕ぼくを
許ゆるして欲ほしいんだ

Ghost Apple Ghost Apple