19 歌詞 空白ごっこ ふりがな付

もうちょっとはやく走はしれたらいい
もうちょっと長ながく この道みちを

春風はるかぜをうまくなびけないとこ 神様かみさまに見みられてる気きがして
少すこしこけそうになった 恥はずかしいけどなんか それもいい

なんたってもうわたしたち 飲のまれてしまうような髪色かみいろに
なってしまった なってしまった
こうやって今日きょうこれからが 壊こわれてしまうような感かんじで
ちょっと砕くだけたい 青あおが暮くれる

白しろい靴くつ先さきの汚けがれが目立めだつな どこでつけてきたんだろうか
年ねんをとるたび知しるものはちょっと冷つめたい
コンビニの外灯がいとうの下した 時間じかんもなさそうだ
でもね わたし

キラキラしていたいな 幸しあわせって思おもいたい
坊主頭ぼうずあたまあいつのこと 許ゆるしてあげたいな
たくさんの傷きずをつけたわたしのことも
ちゃんとさ 許ゆるしてあげたい

なんたってもうわたしたち 呼よばれているような気持きもち
浮うかれてしまいたい 浮うかれてしまいたい
そうやって世界せかいを見みるたび 一生いっしょう分ぶんがどうかなんて
奪うばわれる前まえに 息いきしてる

傷きずつけないために傷きずついたことを プレイリストに織おり込こんで何度なんども聴きいた
余裕よゆうもないのに笑わらっちゃう 君きみのことだ
涙なみだぐむ最終回さいしゅうかいを 涙なみだぐむ最終回さいしゅうかいを 歌うたってよ

なんたってもう夢ゆめが覚さめ 時ときに流ながされてしまうよ
なんて ちょっとつまらない ちょっとつまらないだろう
今日きょうだってまた不器用ぶきようで こびりついた弱よわさなんて
いつか終おわりが いつか終おわりが
もうちょっとはやく走はしれたらいい