黒い影 歌詞 ヒグチアイ ふりがな付

午後ごご6時じ歩道橋ほどうきょうに伸のびるもう一人ひとりのキミ
足元あしもとに付つきまとう光ひかりから避さけるように
バレてないはずだうまくできたと思おもっている
それがただの驕おごりだと気付きづくのは後日談ごじつだん

傷付きずつける言葉ことばだけうまくなっている現状げんじょう
守まもってるものそんなに大切たいせつなモノなの?

太陽たいようが僕ぼくの心臓しんぞうを押おし出だす
黒くろい影かげ 照てらし出だすは裸はだかの心こころ
いつの日ひにか熱あつく焼やかれてしまうよ
黒くろい影かげ 切きり離はなして空そらへ飛とばせたら

キミが思おもうその何倍なんばいもあの子こは傷付きずついてた
気きづけないそうじゃないだろ
わかろうともしなかった
明日あしたがあまりにも近ちかくに見みえてしまうから
忘わすれてくキミの目めが濁にごること死しんでくこと

知しってるかい?キミがぶち壊こわしたあの子この惨状さんじょう
それでも間違まちがいに気付きづいて

太陽たいようが沈しずむ 迷まよいこむ心こころ
黒くろい影かげ 明日あしたになればまた出会であえるだろう

間まに合あえばいい 明日あしたでいい
その理由りゆうはなんですか?
あの子この心こころ闇やみに溶とけてしまう前まえに

太陽たいようが僕ぼくの心臓しんぞうを押おし出だす
黒くろい影かげ 照てらし出だすは裸はだかの心こころ
走はしり出だせよ 夜よるが明あけてしまうから
黒くろい影かげ 自分じぶんの中なかに心こころがあるうちに
黒くろい影かげ 信しんじられるのは今いま 今いま