誰かの望みが叶うころ 歌詞 高橋優 ふりがな付

万札まんさつなんか破やぶり捨すてちまえばいい
僕ぼくの財布さいふごと燃もやしてくれてもいい

居酒屋いざかやの片隅かたすみで思おもい出だしたようにそう言いったなら
その場ばの全員ぜんいんに「酔よいが回まわったね」と軽かるくあしらわれた

ブン殴なぐられても殴なぐり返かえしたくない
奪うばわれたって奪うばい返かえしたくはない

この世よの全すべてが手てに入はいれば欲望よくぼうは終おわるでしょうか?
身包みぐるみ全すべてはがされても笑わらって夢ゆめを見みて歩あるく少年しょうねんに
容赦ようしゃなく降ふる雨あめはいつやむでしょうか?

見渡みわたす限かぎりの悲かなしみに 心こころが震ふるえて泣ないている
誰だれかの望のぞみが叶かなうころ 誰だれかの明日あしたが灰はいになる
風かぜを遮さえぎる術すべもなくて 寄より添そい凍こごえる子こらに
差さし伸のべられるのは温ぬくもり?それとも鉄てつの塊かたまり?


花束はなたばとピストルならどっちが欲ほしい?
楽器がっきと防弾ぼうだんチョッキはどっちがいい?
生うまれ変かわりや神様かみさまの類たぐいに期待きたいは寄よせちゃいない
今いまここにいさせてもらえることにただ感謝かんしゃしたい

仲良なかよく出来できない理由りゆうがあるらしい
戦たたかうための法律ほうりつもあるらしい
こんな世界せかいが正ただしいなら
僕ぼくは悪魔あくまになりたい
死しんでも武器ぶきなんか持もたない
いつまでも唄うたって 叫さけんで叫さけんで 夢ゆめを見みて
君きみに愛あいを届とどけさせて欲ほしいだけ

見渡みわたす限かぎりの悲かなしみに 心こころが震ふるえて泣ないている
誰だれかの望のぞみが叶かなうころ 誰だれかの明日あしたが灰はいになる

持もちうる人ひとと持もたざる人ひと 笑わらえば同おなじ顔かおなのに
誰だれかの望のぞみが叶かなうころ 誰だれかの明日あしたが灰はいになる
風かぜを遮さえぎる術すべもなくて 寄より添そい凍こごえる子こらに
差さし伸のべられるのは温ぬくもり?それとも鉄てつの塊かたまり?