行いくあてもなく 一人ひとりきり
生うまれた街まちを離はなれ辿たどり着ついた
渡わたり鳥どりの帰かえる港みなと街まち
湿しめった風かぜが今いまは心地良ここちよい
あやふな優やさしさを
不器用ぶきようなあなたを愛あいしていた
夢ゆめの底そこに灰色はいいろの指輪ゆびわ
私わたしたち変かわってしまったと思おもっていたけれど
本当ほんとうは何なにも変かわっていなかった
一番星いちばんぼしが泣ないている
質素しっそながらも慎つつましい
二人ふたりのための暮くらしがあった
朝あさも昼ひるも夜よるも
その家いえには踊おどるように光ひかりが零こぼれた
いつまでも聴きいていたかった
ほろ苦にがい
あなたのアコーデオン
夢ゆめの底そこに灰色はいいろの指輪ゆびわ
あの夜よるとその朝あさに
二人ふたりは知しってしまったんだ
どれだけ身体からだ抱だきしめ合あっても
決けっしてひとつにはなれないこと
夢ゆめの底そこに灰色はいいろの指輪ゆびわ
私わたしたち変かわってしまったと思おもっていたけれど
本当ほんとうは何なにも変かわっていなかった
一番星いちばんぼしが煌きらめいている
行iくあてもなくkuatemonaku 一人hitoriきりkiri
生uまれたmareta街machiをwo離hanaれre辿tadoりri着tsuいたita
渡wataりri鳥doriのno帰kaeるru港minato街machi
湿shimeったtta風kazeがga今imaはha心地良kokochiyoいi
あやふなayafuna優yasaしさをshisawo
不器用bukiyouなあなたをnaanatawo愛aiしていたshiteita
夢yumeのno底sokoにni灰色haiiroのno指輪yubiwa
私watashiたちtachi変kaわってしまったとwatteshimattato思omoっていたけれどtteitakeredo
本当hontouはha何naniもmo変kaわっていなかったwatteinakatta
一番星ichibanboshiがga泣naいているiteiru
質素shissoながらもnagaramo慎tsutsuましいmashii
二人futariのためのnotameno暮kuらしがあったrashigaatta
朝asaもmo昼hiruもmo夜yoruもmo
そのsono家ieにはniha踊odoるようにruyouni光hikariがga零koboれたreta
いつまでもitsumademo聴kiいていたかったiteitakatta
ほろhoro苦nigaいi
あなたのanatanoアコakoーデオンdeon
夢yumeのno底sokoにni灰色haiiroのno指輪yubiwa
あのano夜yoruとそのtosono朝asaにni
二人futariはha知shiってしまったんだtteshimattanda
どれだけdoredake身体karada抱daきしめkishime合aってもttemo
決kextuしてひとつにはなれないことshitehitotsunihanarenaikoto
夢yumeのno底sokoにni灰色haiiroのno指輪yubiwa
私watashiたちtachi変kaわってしまったとwatteshimattato思omoっていたけれどtteitakeredo
本当hontouはha何naniもmo変kaわっていなかったwatteinakatta
一番星ichibanboshiがga煌kiraめいているmeiteiru