母ちゃんの幸せじゃけぇ 歌詞 清木場俊介 ふりがな付

アンタの好すきに 生いきたらええ!
孤独こどくに折おれたら 戻もどって来きたらええ。
くたびれた顔かおして 歩あるきなさんな。
辿たどり着ついた場所ばしょで 咲さけばええ。

幸しあわせばかりを 追おいかけて
人ひとを妬ねたんじゃ いけんのよ!

アンタの幸しあわせは アンタにしか
掴つかめんのじゃけぇ! 胸むねを張はりんさい!
父とうちゃん「泣なくな!」と アンタの頭あたまを
いつも叩たたいておったけど…
「男おとこの涙なみだは人ひとの為ため」
自分じぶんの事ことは堪こたえんさい。

じゃけどどうにも 泣なきなくなったら
いつでもここに 戻もどりゃええ!

怒いかりは心こころを黒くろくする。
許ゆるせん事ことにも広ひろく在あれ。

アンタの心こころは 優やさしいから
詰つまらん事ことで 崩くずれるな!
この世よの誰だれもが アンタの事ことを
捻ねじれるぐらい 責せめようとも

アンタは私わたしの 世界一せかいいちの
大事だいじな大事だいじな 息子むすこじゃけぇ!
アンタの幸しあわせを 生いきなさい!
それが母かあちゃんの 幸しあわせじゃけぇ!

晴はれた空そらが在ある様ように
心こころも曇くもったり 雨あめも降ふる
何なにが一番いちばん大切たいせつか?
自分じぶんの心こころに聞ききなさい。

アンタの道みちを 生いきなさい。
それが母かあちゃんの 幸しあわせじゃけぇ。
それが母かあちゃんの幸しあわせじゃけぇ。