よみ:からすとはくちょう
鴉と白鳥 歌詞
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amazarashi
- 2021.11.17 リリース
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際立きわだって透明とうめいな 霜しもが降おりる頃ころ 鴉からすの目玉めだまは瑠璃色るりいろ
凍いてつく寄よる辺べない夜よるを 忌々いまいましく睨にらみ続つづけたから
街まちへ降おりれば石いしを投なげられて 森もりでは鼻摘はなつまみ者もの
ほとほと疲つかれて逃にげ込こむ 納屋なやで憂鬱ゆううつを育そだてた
愛あいされたいと願ねがうことを 恥はじてしまうには十分じゅうぶんだった
この長ながい孤独こどくは
この羽根はねが黒くろく染そまってしまったのは
妬ねたみで黒くろずんだ泉いずみに浸ひたしたから
声こえが酷ひどくしゃがれてしまったのは
憎にくたらしい人生じんせいを 夜通よどおし罵ののしり続つづけたから
失意しついのほとりで 出会であったあの人ひとは
桑くわの実みの紅あかい目玉めだまと白しろい羽根はね
陽ひの光ひかり集あつめ 故郷こきょうへ帰かえる旅路たびじの途中とちゅう
普通ふつうじゃないのは人ひとと違ちがうから
人ひとと違ちがう二人ふたりが揃そろえば 僕ぼくらだけの普通ふつう
その羽根はねが白しろく空そらにはためくのは
故郷こきょうの雪景色ゆきげしきの天鵞絨びろーどを纏まとうから
僕ぼくらきっとどこか似にていた
それはこの地上ちじょうで 同おなじ痛いたみに集つどうから
「ここにいるべきじゃないよ もっと相応ふさわしい場所ばしょがあるよ」
君きみはそう言いい旅たびに戻もどった 白しろい羽根はねが空そらに際立きわだった
同おなじ色いろに交まじれば普通ふつうで 他ほかに交まじれば僕ぼくら除のけ者もの
所在しょざい変かわれど僕ぼくは変かわらず僕ぼくである この羽根はねと等ひとしく
そんな僕ぼくを僕ぼくは誇ほこるよ
この羽根はねが黒くろく 忌いまわしくはためくのは
僕ぼくが僕ぼくである痛いたみに羽はばたくから
声こえが酷ひどく耳障みみざわりなのは
憎にくたらしい人生じんせいを 未いまだに罵ののしり続つづけるから
際立きわだって透明とうめいな 霜しもが降おりる頃ころ 白鳥はくちょうの目玉めだまは紅色あかいろ
旅路たびじのもの懐なつかしさと 別わかれた人ひとに泣なき腫はらすから
凍いてつく寄よる辺べない夜よるを 忌々いまいましく睨にらみ続つづけたから
街まちへ降おりれば石いしを投なげられて 森もりでは鼻摘はなつまみ者もの
ほとほと疲つかれて逃にげ込こむ 納屋なやで憂鬱ゆううつを育そだてた
愛あいされたいと願ねがうことを 恥はじてしまうには十分じゅうぶんだった
この長ながい孤独こどくは
この羽根はねが黒くろく染そまってしまったのは
妬ねたみで黒くろずんだ泉いずみに浸ひたしたから
声こえが酷ひどくしゃがれてしまったのは
憎にくたらしい人生じんせいを 夜通よどおし罵ののしり続つづけたから
失意しついのほとりで 出会であったあの人ひとは
桑くわの実みの紅あかい目玉めだまと白しろい羽根はね
陽ひの光ひかり集あつめ 故郷こきょうへ帰かえる旅路たびじの途中とちゅう
普通ふつうじゃないのは人ひとと違ちがうから
人ひとと違ちがう二人ふたりが揃そろえば 僕ぼくらだけの普通ふつう
その羽根はねが白しろく空そらにはためくのは
故郷こきょうの雪景色ゆきげしきの天鵞絨びろーどを纏まとうから
僕ぼくらきっとどこか似にていた
それはこの地上ちじょうで 同おなじ痛いたみに集つどうから
「ここにいるべきじゃないよ もっと相応ふさわしい場所ばしょがあるよ」
君きみはそう言いい旅たびに戻もどった 白しろい羽根はねが空そらに際立きわだった
同おなじ色いろに交まじれば普通ふつうで 他ほかに交まじれば僕ぼくら除のけ者もの
所在しょざい変かわれど僕ぼくは変かわらず僕ぼくである この羽根はねと等ひとしく
そんな僕ぼくを僕ぼくは誇ほこるよ
この羽根はねが黒くろく 忌いまわしくはためくのは
僕ぼくが僕ぼくである痛いたみに羽はばたくから
声こえが酷ひどく耳障みみざわりなのは
憎にくたらしい人生じんせいを 未いまだに罵ののしり続つづけるから
際立きわだって透明とうめいな 霜しもが降おりる頃ころ 白鳥はくちょうの目玉めだまは紅色あかいろ
旅路たびじのもの懐なつかしさと 別わかれた人ひとに泣なき腫はらすから