木曽きその峠とうげは やまびこ峠とうげ
夢ゆめを追おいかけ 旅立たびだつ背せなに
励はげます親父おやじの 声こえがする
山やまの仕事しごとの 苦労くろうはいつも
御岳おんたけさんが 御岳おんたけさんが 見みてござる
木曽きその峠とうげは 見返みかえり峠とうげ
今日きょうはおふくろ 手てを振ふりながら
何度なんども振ふり向むき 越こえるみち
山やまの暮くらしで 白髪しらがも増ふえた
御岳おんたけさんも 御岳おんたけさんも 雪ゆき帽子ぼうし
木曽きその峠とうげは やまびこ峠とうげ
山やまのカケスが 啼なき啼なき帰かえりゃ
炭すみ焼やく煙けむりが 目めに沁しみる
親父おやじおふくろ 無事ぶじだけ祈いのり
御岳おんたけさんに 御岳おんたけさんに 手てを合あわす
木曽kisoのno峠tougeはha やまびこyamabiko峠touge
夢yumeをwo追oいかけikake 旅立tabidaつtsu背senaにni
励hageますmasu親父oyajiのno 声koeがするgasuru
山yamaのno仕事shigotoのno 苦労kurouはいつもhaitsumo
御岳ontakeさんがsanga 御岳ontakeさんがsanga 見miてござるtegozaru
木曽kisoのno峠tougeはha 見返mikaeりri峠touge
今日kyouはおふくろhaofukuro 手teをwo振fuりながらrinagara
何度nandoもmo振fuりri向muきki 越koえるみちerumichi
山yamaのno暮kuらしでrashide 白髪shiragaもmo増fuえたeta
御岳ontakeさんもsanmo 御岳ontakeさんもsanmo 雪yuki帽子boushi
木曽kisoのno峠tougeはha やまびこyamabiko峠touge
山yamaのnoカケスkakesuがga 啼naきki啼naきki帰kaeりゃrya
炭sumi焼yaくku煙kemuriがga 目meにni沁shiみるmiru
親父oyajiおふくろofukuro 無事bujiだけdake祈inoりri
御岳ontakeさんにsanni 御岳ontakeさんにsanni 手teをwo合aわすwasu