巣鴨のお地蔵さま 歌詞 みずき舞 ふりがな付

虹にじが見みえても
ちょっぴり気きになる とげひとつ
それでも明あかるく 生いきてます
九十九つづら折おりは 道みち半なかば
まだまだ歩あるいて 登のぼるのだから
急いそがず今日きょうは 少すこしひと息いきつきましょね
巣鴨すがものとげぬきお地蔵じぞうさまで
お札ふだ願掛がんかけ 幸しあわせ詣もうで
この手てに安心あんしん 戴いただきましょう

門前町もんぜんまちに
ほのかに伝つたわる 優やさしさは
遥はるか遠とおい日ひの 母ははの愛あい
あの日ひ手てにした 母ははからの
時ときを刻きざんだ 鈴すずのお守まもり
急いそがず今日きょうは 少すこしひと息いきつきましょね
巣鴨すがものとげぬきお地蔵じぞうさまで
ご利益りやく念ねんじ 思おもい出で参まいり
この手てに温ぬくもり 戴いただきましょう

いばらの道みちに
可憐かれんに咲さかせる 花一輪はないちりん
たとえ嵐あらしでも 負まけません
街まちに吹ふく風かぜ 鈴すずの音ねに
笑顔えがおで生いきると 約束やくそくします
急いそがず今日きょうは 少すこしひと息いきつきましょね
巣鴨すがものとげぬきお地蔵じぞうさまは
街まちゆく人ひとに 微笑ほほえみかける
地蔵じぞう通どおりの 風かぜはやさしい