墨絵すみえぼかしの 湯ゆけむりに
揺ゆれる面影おもかげ たずねれば
ああ 湯ゆの花はな 恋こいの花はな
せめて逢あいたい ひと目めでも
追おえば未練みれんの 雨あめが降ふる
紅あかく燃もえてる 山やまあいに
ポツリ灯ともった 宿やどあかり
ああ 湯ゆの花はな 白しろい花はな
抱だけば儚はかなく 消きえそうな
細ほそい襟足えりあし 忘わすれない
古ふるい酒場さかばの 夜よも更ふけて
ひとりしみじみ 手酌てじゃく酒さけ
ああ 湯ゆの花はな かくれ花ばな
どこにいるのか 幸しあわせか
追おえば未練みれんの 雨あめが降ふる
墨絵sumieぼかしのbokashino 湯yuけむりにkemurini
揺yuれるreru面影omokage たずねればtazunereba
ああaa 湯yuのno花hana 恋koiのno花hana
せめてsemete逢aいたいitai ひとhito目meでもdemo
追oえばeba未練mirenのno 雨ameがga降fuるru
紅akaくku燃moえてるeteru 山yamaあいにaini
ポツリpotsuri灯tomoったtta 宿yadoあかりakari
ああaa 湯yuのno花hana 白shiroいi花hana
抱daけばkeba儚hakanaくku 消kiえそうなesouna
細hosoいi襟足eriashi 忘wasuれないrenai
古furuいi酒場sakabaのno 夜yoもmo更fuけてkete
ひとりしみじみhitorishimijimi 手酌tejaku酒sake
ああaa 湯yuのno花hana かくれkakure花bana
どこにいるのかdokoniirunoka 幸shiawaせかseka
追oえばeba未練mirenのno 雨ameがga降fuるru