誰だれが憎にくくて わが子こを叱しかる
俺おれを諭さとして げんこつ一ひとつ
痛いたさ怖こわさに 見上みあげれば あぁ…
親父おやじも涙なみだを 溜ためていた
思おもい出だしてる 親おやごころ
なぁ 親父おやじよ
襟えりをつかまれ 裸足はだしのままで
つまみ出だされた 雪降ゆきふる夜更よふけ
凍こごえ泣なき泣なき 詫わびたっけ あぁ…
あれは七ななつの 冬ふゆのこと
時代じだいの流ながれの 懐なつかしさ
なぁ 親父おやじよ
紺こんの暖簾のれんの 馴染なじみの酒場さかば
酒さけはいつもの 熱燗あつかん二に合あつかんにごう
何なにも語かたらぬ その背中せなか あぁ…
いつか越こえたい 男おとこなら
素直すなおな気持きもちさ ありがとう
なぁ 親父おやじよ
誰dareがga憎nikuくてkute わがwaga子koをwo叱shikaるru
俺oreをwo諭satoしてshite げんこつgenkotsu一hitoつtsu
痛itaさsa怖kowaさにsani 見上miaげればgereba あぁaa…
親父oyajiもmo涙namidaをwo 溜taめていたmeteita
思omoいi出daしてるshiteru 親oyaごころgokoro
なぁnaa 親父oyajiよyo
襟eriをつかまれwotsukamare 裸足hadashiのままでnomamade
つまみtsumami出daされたsareta 雪降yukifuるru夜更yofuけke
凍kogoえe泣naきki泣naきki 詫waびたっけbitakke あぁaa…
あれはareha七nanaつのtsuno 冬fuyuのことnokoto
時代jidaiのno流nagaれのreno 懐natsuかしさkashisa
なぁnaa 親父oyajiよyo
紺konのno暖簾norenのno 馴染najiみのmino酒場sakaba
酒sakeはいつものhaitsumono 熱燗atsukan二ni合atsukannigou
何naniもmo語kataらぬranu そのsono背中senaka あぁaa…
いつかitsuka越koえたいetai 男otokoならnara
素直sunaoなna気持kimoちさchisa ありがとうarigatou
なぁnaa 親父oyajiよyo