噂うわさひろって 訪たずねて来きたよ
ここは名なも無ない 北きた酒場さかば
白しろい可憐かれんな すずらんのよに
ひっそり咲さいた 女おんながひとり
いまも独ひとりで いるのかい
逢あいたかったぜ なァ…しのぶ
夜よるの路地裏ろじうら のれんが似合にあう
燗かんは温ぬるめの 手酌てじゃく酒ざけ
酒場さかばおんなの 身みの上うえばなし
涙なみだで語かたる 女おんながひとり
生うまれ育そだった 町まちならば
灯あかり消けすなよ なァ…しのぶ
誰だれが流ながすか 昭和しょうわの歌うたを
ジンと心こころに 染しみてくる
わたし寂さびれた 酒場さかばの花はなと
えくぼで笑わらう 女おんながひとり
花はなの香かおりの 盛さかり場ばで
夢ゆめを見みようぜ なァ…しのぶ
噂uwasaひろってhirotte 訪tazuねてnete来kiたよtayo
ここはkokoha名naもmo無naいi 北kita酒場sakaba
白shiroいi可憐karenなna すずらんのよにsuzurannoyoni
ひっそりhissori咲saいたita 女onnaがひとりgahitori
いまもimamo独hitoりでride いるのかいirunokai
逢aいたかったぜitakattaze なnaァa…しのぶshinobu
夜yoruのno路地裏rojiura のれんがnorenga似合niaうu
燗kanはha温nuruめのmeno 手酌tejaku酒zake
酒場sakabaおんなのonnano 身miのno上ueばなしbanashi
涙namidaでde語kataるru 女onnaがひとりgahitori
生uまれmare育sodaったtta 町machiならばnaraba
灯akaりri消keすなよsunayo なnaァa…しのぶshinobu
誰dareがga流nagaすかsuka 昭和syouwaのno歌utaをwo
ジンjinとto心kokoroにni 染shiみてくるmitekuru
わたしwatashi寂sabiれたreta 酒場sakabaのno花hanaとto
えくぼでekubode笑waraうu 女onnaがひとりgahitori
花hanaのno香kaoりのrino 盛sakaりri場baでde
夢yumeをwo見miようぜyouze なnaァa…しのぶshinobu