あなたがつけた 首筋くびすじの
紅あかい螢ほたるが 目めを覚さます
飛とんで行いきたい その胸むねに
飛とんで行いけない 私わたしから
あなた あなたに見みえますか
焦こがれ泣ないてる 紅あかい炎ひが
寝返ねがえり打うって 見みる夢ゆめは
いつもあなたの 腕うでの中なか
奪うばい取とりたい ひとなのに
奪うばいきれない 私わたしには
闇やみの向むこうも 闇やみですか
問とえばあなたが 遠とおくなる
恋こいしさだけを つのらせて
夢ゆめがどこかに 消きえてゆく
追おって行いきたい ひとすじに
追おって行いけない ひとだけど
細ほそくたなびく 炎ひの糸いとは
いのち燃もやして 飛とぶ螢ほたる
あなたがつけたanatagatsuketa 首筋kubisujiのno
紅akaいi螢hotaruがga 目meをwo覚saますmasu
飛toんでnde行iきたいkitai そのsono胸muneにni
飛toんでnde行iけないkenai 私watashiからkara
あなたanata あなたにanatani見miえますかemasuka
焦koがれgare泣naいてるiteru 紅akaいi炎hiがga
寝返negaeりri打uってtte 見miるru夢yumeはha
いつもあなたのitsumoanatano 腕udeのno中naka
奪ubaいi取toりたいritai ひとなのにhitonanoni
奪ubaいきれないikirenai 私watashiにはniha
闇yamiのno向muこうもkoumo 闇yamiですかdesuka
問toえばあなたがebaanataga 遠tooくなるkunaru
恋koiしさだけをshisadakewo つのらせてtsunorasete
夢yumeがどこかにgadokokani 消kiえてゆくeteyuku
追oってtte行iきたいkitai ひとすじにhitosujini
追oってtte行iけないkenai ひとだけどhitodakedo
細hosoくたなびくkutanabiku 炎hiのno糸itoはha
いのちinochi燃moやしてyashite 飛toぶbu螢hotaru