花のふるさと 歌詞 杉良太郎 ふりがな付

桃ももの香かおり 紀きの川かわに流ながれ
ふるさとを 旅立たびだつ俺おれに
友達ともだちのかもめが 空そらで止とまって
出でていかないでと 切せつなく泣ないた
母かあさんに 頼たのまれたのか

かもめよー お前まえも たっしゃでいろよ
幸しあわせ運はこぶ 片男波かたおなみ
俺おれのふるさと 和歌わかの浦うら

みかんの花はな 母かあさんの匂におい
つらいこと 苦労くろうのしわを
足あしの裏うらへ隠かくし 笑顔えがおで暮くらす
お前まえならやれる 海うみを渡わたって
父とうさんの 声こえが聞きこえる

かもめよー お前まえも 迎むかえてくれるか
幸しあわせ運はこぶ 片男波かたおなみ
俺おれのふるさと 和歌わかの浦うら

かもめの親子おやこが嬉うれしそうにないて 空そらでとまる

かもめよー お前まえも 待まっていたのか
幸しあわせ運はこぶ 片男波かたおなみ
俺おれのふるさと 和歌わかの浦うら