背伸せのびしたって 見みえぬ明日あす
ふたりの暦こよみは 捲めくれない
宿命さだめと云いう名なの あなたの海うみに
心こころもからだも 投なげ出だしたのは
霧きりに霞かすんだ 夜よるでした
幸しあわせそれとも 不幸ふしあわせ
どうして世間せけんが 決きめるのか
宿命さだめと云いう名なの あなたの海うみで
燃もえてもだえて 溺おぼれるほどに
思慕おもいなおさら 深ふかくなる
離はなれられない 離はなれない
この世よで添そえない ふたりなら
宿命さだめと云いう名なの あなたの海うみを
小舟こぶねに揺ゆられて 抗あらがいながら
たどり着つきたい 次つぎの世よへ
背伸senoびしたってbishitatte 見miえぬenu明日asu
ふたりのfutarino暦koyomiはha 捲mekuれないrenai
宿命sadameとto云iうu名naのno あなたのanatano海umiにni
心kokoroもからだもmokaradamo 投naげge出daしたのはshitanoha
霧kiriにni霞kasuんだnda 夜yoruでしたdeshita
幸shiawaせそれともsesoretomo 不幸fushiawaせse
どうしてdoushite世間sekenがga 決kiめるのかmerunoka
宿命sadameとto云iうu名naのno あなたのanatano海umiでde
燃moえてもだえてetemodaete 溺oboれるほどにreruhodoni
思慕omoiなおさらnaosara 深fukaくなるkunaru
離hanaれられないrerarenai 離hanaれないrenai
このkono世yoでde添soえないenai ふたりならfutarinara
宿命sadameとto云iうu名naのno あなたのanatano海umiをwo
小舟kobuneにni揺yuられてrarete 抗aragaいながらinagara
たどりtadori着tsuきたいkitai 次tsugiのno世yoへhe