洗あらい髪がみさえ 芯しんまで凍こごえ
湯冷ゆざめするよな 冬ふゆの夜よる
しんしんしんしん 音更おとふけの雪ゆき
肌はだがあのひと 恋こいしがる
こころ埋うもれる ひとり宿やど
すきま風かぜ吹ふく 真夜中まよなかすぎは
布団ふとん引ひき上あげ 隠かくす肩かた
しんしんしんしん 音更おとふけの雪ゆき
ひとりぼっちは 死しにそうよ
おもい抱だき寝ねの 忘わすれ宿やど
北きたの故郷ふるさと 寒さむさがつづき
春はるになっても 薄氷うすごおり
しんしんしんしん 音更おとふけの雪ゆき
恋こいの終おわりに 舞まう小雪こゆき
梟ふくろう淋さみしい ひとり宿やど
洗araいi髪gamiさえsae 芯shinまでmade凍kogoえe
湯冷yuzaめするよなmesuruyona 冬fuyuのno夜yoru
しんしんしんしんshinshinshinshin 音更otofukeのno雪yuki
肌hadaがあのひとgaanohito 恋koiしがるshigaru
こころkokoro埋uもれるmoreru ひとりhitori宿yado
すきまsukima風kaze吹fuくku 真夜中mayonakaすぎはsugiha
布団futon引hiきki上aげge 隠kakuすsu肩kata
しんしんしんしんshinshinshinshin 音更otofukeのno雪yuki
ひとりぼっちはhitoribotchiha 死shiにそうよnisouyo
おもいomoi抱daきki寝neのno 忘wasuれre宿yado
北kitaのno故郷furusato 寒samuさがつづきsagatsuduki
春haruになってもninattemo 薄氷usugoori
しんしんしんしんshinshinshinshin 音更otofukeのno雪yuki
恋koiのno終oわりにwarini 舞maうu小雪koyuki
梟fukurou淋samiしいshii ひとりhitori宿yado