一人旅ひとりたびして 来きたはずなのに
いつか未練みれんと 二人連ふたりづれ…
一軒いっけん宿やどの 湯舟ゆぶねの窓まどに
季節きせつはずれの 秋あき螢ほたる
恋こいの残のこり火び 消けせないままの
私わたしを見みるよで つらくなる
思おもい出だすのは 良いいことばかり
思おもい切きろうと つとめても…
お前まえも同おなじ 叶かなわぬ恋こいに
きっと身みを灼やく 秋あき螢ほたる
聴きいて呉くれるか 女おんなの愚痴ぐちを
私わたしの心こころが 読よめるなら
愛あいにさよなら 出来できない内うちは
どこへ行いこうと 同おなじこと…
一軒いっけん宿やどへ 哀かなしみ置おいて
旅たびに出でるやら 秋あき螢ほたる
胸むねの未練みれん火び 涙なみだで消けして
私わたしも笑顔えがおで 発たつつもり
一人旅hitoritabiしてshite 来kiたはずなのにtahazunanoni
いつかitsuka未練mirenとto 二人連futariduれre…
一軒ikken宿yadoのno 湯舟yubuneのno窓madoにni
季節kisetsuはずれのhazureno 秋aki螢hotaru
恋koiのno残nokoりri火bi 消keせないままのsenaimamano
私watashiをwo見miるよでruyode つらくなるtsurakunaru
思omoいi出daすのはsunoha 良iいことばかりikotobakari
思omoいi切kiろうとrouto つとめてもtsutometemo…
おo前maeもmo同onaじji 叶kanaわぬwanu恋koiにni
きっとkitto身miをwo灼yaくku 秋aki螢hotaru
聴kiいてite呉kuれるかreruka 女onnaのno愚痴guchiをwo
私watashiのno心kokoroがga 読yoめるならmerunara
愛aiにさよならnisayonara 出来dekiないnai内uchiはha
どこへdokohe行iこうとkouto 同onaじことjikoto…
一軒ikken宿yadoへhe 哀kanaしみshimi置oいてite
旅tabiにni出deるやらruyara 秋aki螢hotaru
胸muneのno未練miren火bi 涙namidaでde消keしてshite
私watashiもmo笑顔egaoでde 発taつつもりtsutsumori