よみ:かようげきじょう いっぽんがたなどひょういり
歌謡劇場 一本刀土俵入り 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
千両せんりょう万まん両りょう 積つんだとて
銭ぜにじゃ買かえない 人ひとごころ
受うけた情なさけの 数々かずかずに
上州子鴉じょうしゅうこがらす 泣ないて居おります
泣ないて居おります この通とおり
(台詞せりふ)「わしゃァ姐ねえさんのようないい人ひとに、めぐり逢あったのは
初はじめてだ、はい、はい、きっと成なります。
横綱よこづなになった姿すがたを姐ねえさんに見みて貰もらいます。
そしてなァ、わしゃ死しんだおっ母かさんの御お墓はかの前まえで
立派りっぱな土俵入どひょういりがしたい……」
野暮やぼな浮世うきよの うら表おもて
教おしえこまれて 一昔ひとむかし
夢ゆめでござんす なにもかも
角力すもう修業しゅぎょうも 今いまじゃ日蔭ひかげの
今いまじゃ日蔭ひかげの 三度笠さんどがさ
(台詞せりふ)「角力すもうにゃなれず、やくざになって尋たずねて見みりゃこの始末しまつ。
さァ、姐あねさん、この金持かねもちって、早はやくお行いきなせえまし。
飛とぶにぁ今いまが汐時しおどきだ。後あとはあっしが引受ひきうけました。
さァ、早はやく早はやくお行いきなさいまし。
ああ、もし、お蔦つたはん、親子おやこ三人さんにん、何時いつまでも
仲良なかよく御暮おくらしなさんせ。十じゅう年前ねんまえ、櫛くし、笄こうがい、
巾着きんちゃくぐるみ、意見いけんを貰もらった姐あねはんへ、せめて見みて貰もらう
駒形こまがたのしがねえ姿すがたの土俵入どひょういりでござんす」
御恩返ごおんがえしの 真似まねごとは
取手とって宿場しゅくばの 仁義沙汰じんぎざた
御覧ごらん下ごらんくだされ お蔦つたさん
せめて茂兵衛もへえの 花はなの手数でず入いり
花はなの手数入でずいり 土俵入どひょういり
銭ぜにじゃ買かえない 人ひとごころ
受うけた情なさけの 数々かずかずに
上州子鴉じょうしゅうこがらす 泣ないて居おります
泣ないて居おります この通とおり
(台詞せりふ)「わしゃァ姐ねえさんのようないい人ひとに、めぐり逢あったのは
初はじめてだ、はい、はい、きっと成なります。
横綱よこづなになった姿すがたを姐ねえさんに見みて貰もらいます。
そしてなァ、わしゃ死しんだおっ母かさんの御お墓はかの前まえで
立派りっぱな土俵入どひょういりがしたい……」
野暮やぼな浮世うきよの うら表おもて
教おしえこまれて 一昔ひとむかし
夢ゆめでござんす なにもかも
角力すもう修業しゅぎょうも 今いまじゃ日蔭ひかげの
今いまじゃ日蔭ひかげの 三度笠さんどがさ
(台詞せりふ)「角力すもうにゃなれず、やくざになって尋たずねて見みりゃこの始末しまつ。
さァ、姐あねさん、この金持かねもちって、早はやくお行いきなせえまし。
飛とぶにぁ今いまが汐時しおどきだ。後あとはあっしが引受ひきうけました。
さァ、早はやく早はやくお行いきなさいまし。
ああ、もし、お蔦つたはん、親子おやこ三人さんにん、何時いつまでも
仲良なかよく御暮おくらしなさんせ。十じゅう年前ねんまえ、櫛くし、笄こうがい、
巾着きんちゃくぐるみ、意見いけんを貰もらった姐あねはんへ、せめて見みて貰もらう
駒形こまがたのしがねえ姿すがたの土俵入どひょういりでござんす」
御恩返ごおんがえしの 真似まねごとは
取手とって宿場しゅくばの 仁義沙汰じんぎざた
御覧ごらん下ごらんくだされ お蔦つたさん
せめて茂兵衛もへえの 花はなの手数でず入いり
花はなの手数入でずいり 土俵入どひょういり