雨雲あまぐもが 西にしへ流ながれる
ふるさとは 雨あめだろうか
おふくろが むしろをたたむ
いもうとが いそいで帰かえる
二ふたつ三みっつ 柿かきも落おちたろ
さよならも 言いえず別わかれた
あのときも 雨あめだった
こみあげる 思おもいのように
肩先かたさきを ぬらしていたよ
バスを待まつ 村むらの日暮ひぐれに
思おもい出でを あまくぬらして
ふるさとに 雨あめよ降ふれ
いつの日ひか のぞみを果はたし
手てをふって 帰かえって行いこう
あぜみちよ 森もりよ変かわるな
雨雲amagumoがga 西nishiへhe流nagaれるreru
ふるさとはfurusatoha 雨ameだろうかdarouka
おふくろがofukuroga むしろをたたむmushirowotatamu
いもうとがimoutoga いそいでisoide帰kaeるru
二futaつtsu三mixtuつtsu 柿kakiもmo落oちたろchitaro
さよならもsayonaramo 言iえずezu別wakaれたreta
あのときもanotokimo 雨ameだったdatta
こみあげるkomiageru 思omoいのようにinoyouni
肩先katasakiをwo ぬらしていたよnurashiteitayo
バスbasuをwo待maつtsu 村muraのno日暮higuれにreni
思omoいi出deをwo あまくぬらしてamakunurashite
ふるさとにfurusatoni 雨ameよyo降fuれre
いつのitsuno日hiかka のぞみをnozomiwo果haたしtashi
手teをふってwofutte 帰kaeってtte行iこうkou
あぜみちよazemichiyo 森moriよyo変kaわるなwaruna