月つきは朧おぼろで あんたは野暮やぼで
お酒さけは一合いちごうで わたし泣なき上戸じょうご
辛つらくないかい 寒さむくはないか
そんな便たよりを 待まちながら
ばかねばかばか 春はるなのに
すすり泣なくような 片恋かたこいおぼろ月づき
夢ゆめを見みさせて その気きにさせて
乱みだれる心こころを ひとり持もて余あます
忘わすれられよと 嫌きらわれようと
縋すがるおんなの この想おもい
ばかねばかばか また揺ゆれる
なぜに届とどかない 片恋かたこいおぼろ月づき
信しんじたいのよ 迎むかえに来きてよ
月つきの夜道よみちを 逢あいに来こい
ばかねばかばか 春はるなのに
窓まどにしょんぼりと 片恋かたこいおぼろ月づき
月tsukiはha朧oboroでde あんたはantaha野暮yaboでde
おo酒sakeはha一合ichigouでde わたしwatashi泣naきki上戸jougo
辛tsuraくないかいkunaikai 寒samuくはないかkuhanaika
そんなsonna便tayoりをriwo 待maちながらchinagara
ばかねばかばかbakanebakabaka 春haruなのにnanoni
すすりsusuri泣naくようなkuyouna 片恋katakoiおぼろoboro月duki
夢yumeをwo見miさせてsasete そのsono気kiにさせてnisasete
乱midaれるreru心kokoroをwo ひとりhitori持moてte余amaすsu
忘wasuれられよとrerareyoto 嫌kiraわれようとwareyouto
縋sugaるおんなのruonnano このkono想omoいi
ばかねばかばかbakanebakabaka またmata揺yuれるreru
なぜにnazeni届todoかないkanai 片恋katakoiおぼろoboro月duki
信shinじたいのよjitainoyo 迎mukaえにeni来kiてよteyo
月tsukiのno夜道yomichiをwo 逢aいにini来koいi
ばかねばかばかbakanebakabaka 春haruなのにnanoni
窓madoにしょんぼりとnisyonborito 片恋katakoiおぼろoboro月duki