夏なつの
夏なつの終おわり
祭囃子まつりばやし
遠とおくなって
巨大きょだいな歯車はぐるまが回まわる
それらが奏かなでる
完璧かんぺきなリズム
鉄てつの心臓しんぞうの
脈みゃくに揺ゆれながら
虹にじのパウダーで
街まちを塗ぬりつぶす
お祭まつりの夜よるは
過すぎ去さっていった
彷徨さまよう熱ねつだけを残のこして
夢ゆめから醒さめたら
夏なつの終おわり
午後ごごの陽ひは眩まぶし過すぎて
幻まぼろしの様ような
あの季節きせつの
抜ぬけ殻がらを眺ながめていた
街まちは飽あきもせずに
笑わらっている
思おもい出でを吸すい尽つくして
まばゆく輝かがやいてる
やがて哀かなしい
独ひとり言ごと 空そらに投なげた
気きのせいさ
夏なつの終おわり
祭囃子まつりばやし
覚おぼえている
雨あめの匂におい
腰こしを下おろし
土つちにさわる
息いきをしてる
まばたきする
飛とんでる虫むし
沈しずむ夕日ゆうひ
髪かみが少すこし
長ながくなった
好すきな人ひとを
想像そうぞうする
喧嘩けんかをする
誰だれかがいる
大事だいじなこと
忘わすれていく
空そらが見みえる
魚さかなが舞まう
胸むねが少すこし
ドキドキする
発見はっけんする
夏natsuのno
夏natsuのno終oわりwari
祭囃子matsuribayashi
遠tooくなってkunatte
巨大kyodaiなna歯車hagurumaがga回mawaるru
それらがsoreraga奏kanaでるderu
完璧kanpekiなnaリズムrizumu
鉄tetsuのno心臓shinzouのno
脈myakuにni揺yuれながらrenagara
虹nijiのnoパウダpaudaーでde
街machiをwo塗nuりつぶすritsubusu
おo祭matsuりのrino夜yoruはha
過suぎgi去saっていったtteitta
彷徨samayoうu熱netsuだけをdakewo残nokoしてshite
夢yumeからkara醒saめたらmetara
夏natsuのno終oわりwari
午後gogoのno陽hiはha眩mabuしshi過suぎてgite
幻maboroshiのno様youなna
あのano季節kisetsuのno
抜nuけke殻garaをwo眺nagaめていたmeteita
街machiはha飽aきもせずにkimosezuni
笑waraっているtteiru
思omoいi出deをwo吸suいi尽tsuくしてkushite
まばゆくmabayuku輝kagayaいてるiteru
やがてyagate哀kanaしいshii
独hitoりri言goto 空soraにni投naげたgeta
気kiのせいさnoseisa
夏natsuのno終oわりwari
祭囃子matsuribayashi
覚oboえているeteiru
雨ameのno匂nioいi
腰koshiをwo下oろしroshi
土tsuchiにさわるnisawaru
息ikiをしてるwoshiteru
まばたきするmabatakisuru
飛toんでるnderu虫mushi
沈shizuむmu夕日yuuhi
髪kamiがga少sukoしshi
長nagaくなったkunatta
好suきなkina人hitoをwo
想像souzouするsuru
喧嘩kenkaをするwosuru
誰dareかがいるkagairu
大事daijiなことnakoto
忘wasuれていくreteiku
空soraがga見miえるeru
魚sakanaがga舞maうu
胸muneがga少sukoしshi
ドキドキdokidokiするsuru
発見hakkenするsuru