残花 歌詞 山本譲二 ふりがな付

わかればなし きりだせば
あんたの顔かおが 曇くもる
いやだよと 抱だかれたら
それがうれしい あたし
泣ないて泣ないて 枯かれたはずの
涙なみだよ この恋こい 枯からさないで
春はるの嵐あらし吹ふく夜よるも 許ゆるされぬまま
どうしても 散ちれない
はかなく白しろい残花ざんか

おとぎばなし なにもかも
あんたがくれた 夢ゆめは
叶かなうはず ないのにね
嘘うそがうれしい あたし
泣ないて泣ないて ひとり泣ないて
涙なみだに 溺おぼれて ゆくけれど
冬ふゆの雨あめに打うたれても 許ゆるされぬまま
どうしても 散ちれない
淋さびしいだけの残花ざんか

泣ないて泣ないて ひとり泣ないて
涙なみだに 溺おぼれて ゆくけれど
冬ふゆの雨あめに打うたれても 許ゆるされぬまま
どうしても 散ちれない
淋さびしいだけの残花ざんか