願い 歌詞 山崎まさよし ふりがな付

例たとえば雨あめが降ふる寂さびしい春はるの日ひに
悲かなしみが訪おとずれて
立たち尽つくしたとしても

例たとえば照てりつける激はげしい夏なつの日差ひざしに
心乱こころみだれされて
大切たいせつなものを無なくしてしまっても

私わたしでいられますよう
あなたから見みえるように
どうか私わたしでいられますように
あなたがこの場所ばしょを見失みうしなわぬよう

例たとえば枯かれ葉は舞まう暮くれゆく秋あきの街まちで
誰だれかの涙なみだに
言葉ことばを失うしなっても

例たとえば花はなを待まつ静しずかな冬ふゆの朝あさに
時ときの儚はかなさを
見みつめることしかできないとしても

私わたしであればいい
今いままでもこの先さきも
どうか私わたしでいられますように
あなたの声こえをまだ聞きけるように

私わたしでいられますよう
あなたから見みえるように
どうか私わたしでいられますように
あなたがこの場所ばしょを見失みうしなわぬよう