覚おぼえていますか この社やしろ
絵馬えまに綴つづった 願ねがい事ごと
いついつまでも 離はなれずに
生いきてゆこうと 並ならぶ文字もじ
そっと身体からだを 抱だき寄よせた
面影おもかげ辿たどる 想おもい出での路みち
春夏秋冬しゅんかしゅうとう 季節ときが過すぎ
少すこし古ふるびた 旅たびの宿やど
寄より添そい聞きいた せせらぎも
淡あわい湯ゆの香かも 変かわらない
側そばにあなたが いるようで
切せつなさ募つのる 想おもい出での路みち
心こころを重かさねた 歳月としつきを
濡ぬらす優やさしい 春はるの雨あめ
キスゲの花はなが 咲さく丘おかで
夢ゆめの蕾つぼみを 探さがしたい
頬ほおの涙なみだが 乾かわいたら
明日あしたは晴はれます 想おもい出での路みち
覚oboえていますかeteimasuka このkono社yashiro
絵馬emaにni綴tsuduったtta 願negaいi事goto
いついつまでもitsuitsumademo 離hanaれずにrezuni
生iきてゆこうとkiteyukouto 並naraぶbu文字moji
そっとsotto身体karadaをwo 抱daきki寄yoせたseta
面影omokage辿tadoるru 想omoいi出deのno路michi
春夏秋冬syunkasyuutou 季節tokiがga過suぎgi
少sukoしshi古furuびたbita 旅tabiのno宿yado
寄yoりri添soいi聞kiいたita せせらぎもseseragimo
淡awaいi湯yuのno香kaもmo 変kaわらないwaranai
側sobaにあなたがnianataga いるようでiruyoude
切setsuなさnasa募tsunoるru 想omoいi出deのno路michi
心kokoroをwo重kasaねたneta 歳月toshitsukiをwo
濡nuらすrasu優yasaしいshii 春haruのno雨ame
キスゲkisugeのno花hanaがga 咲saくku丘okaでde
夢yumeのno蕾tsubomiをwo 探sagaしたいshitai
頬hooのno涙namidaがga 乾kawaいたらitara
明日ashitaはha晴haれますremasu 想omoいi出deのno路michi