吹雪ふぶき舞まい散ちる 北きたの海うみ
今日きょうもしばれて 冬ふゆ嵐あらし
一いちの糸いと・・・ 海猫ごめが啼なく
唸うなる 銀鱗ぎんりん 竜飛崎たっぴざき
よされ・・・よされじょんから 三味線しゃみを弾ひく
女おんないのちの 黒髪くろかみを
ゴムの 合羽かっぱに 守まもり札ふだ
二2の糸いとに・・・ 絡からみつく
切きれぬ未練みれんの きずな糸いと
よされ・・・よされじょんから 三味線しゃみを弾ひく
雪ゆきが底そこから 吹ふき上あげる
春はるはいつくる 私わたしには
三さんの糸いと・・・ 撥ばちが哭なく
吼ほえる 怒涛しぶきに 血ちも凍こおる
よされ・・・よされじょんから 三味線しゃみを弾ひく
吹雪fubuki舞maいi散chiるru 北kitaのno海umi
今日kyouもしばれてmoshibarete 冬fuyu嵐arashi
一ichiのno糸ito・・・ 海猫gomeがga啼naくku
唸unaるru 銀鱗ginrin 竜飛崎tappizaki
よされyosare・・・よされじょんからyosarejonkara 三味線syamiをwo弾hiくku
女onnaいのちのinochino 黒髪kurokamiをwo
ゴムgomuのno 合羽kappaにni 守mamoりri札fuda
二2のno糸itoにni・・・ 絡karaみつくmitsuku
切kiれぬrenu未練mirenのno きずなkizuna糸ito
よされyosare・・・よされじょんからyosarejonkara 三味線syamiをwo弾hiくku
雪yukiがga底sokoからkara 吹fuきki上aげるgeru
春haruはいつくるhaitsukuru 私watashiにはniha
三sanのno糸ito・・・ 撥bachiがga哭naくku
吼hoえるeru 怒涛shibukiにni 血chiもmo凍kooるru
よされyosare・・・よされじょんからyosarejonkara 三味線syamiをwo弾hiくku