三ケ月みつきたったら 帰かえるよと
夜明よあけの船ふねに 乗のった人ひと
必かならず 必かならず 戻もどってきてね
南風ハエの風かぜ吹ふきゃ 逢あいたさつのる
ひとり天草あまくさ 牛深うしぶか港みなと
たった一夜ひとよの 情なさけでも
女おんなの命いのち ささげます
ひとりの ひとりの 寝床ねどこは寒さむい
せめて便たよりを 届とどけて欲ほしい
明日あしたを夢見ゆめみる 牛深うしぶか港みなと
馬鹿ばかな女おんなと 言ゆうように
カモメが泣ないて 波なみの上うえ
あんたは あんたは 今頃いまごろどこに
他ほかの人ひとには 抱だかれはしない
耐たえて天草あまくさ 牛深うしぶか港みなと
三ケ月mitsukiたったらtattara 帰kaeるよとruyoto
夜明yoaけのkeno船funeにni 乗noったtta人hito
必kanaraずzu 必kanaraずzu 戻modoってきてねttekitene
南風haeのno風kaze吹fuきゃkya 逢aいたさつのるitasatsunoru
ひとりhitori天草amakusa 牛深ushibuka港minato
たったtatta一夜hitoyoのno 情nasaけでもkedemo
女onnaのno命inochi ささげますsasagemasu
ひとりのhitorino ひとりのhitorino 寝床nedokoはha寒samuいi
せめてsemete便tayoりをriwo 届todoけてkete欲hoしいshii
明日ashitaをwo夢見yumemiるru 牛深ushibuka港minato
馬鹿bakaなna女onnaとto 言yuうようにuyouni
カモメkamomeがga泣naいてite 波namiのno上ue
あんたはantaha あんたはantaha 今頃imagoroどこにdokoni
他hokaのno人hitoにはniha 抱daかれはしないkarehashinai
耐taえてete天草amakusa 牛深ushibuka港minato