毎夜まいよ 深紅しんくの宴うたげ 泡沫うたかたに抱だかれて
14の時ときにすぐに 迷子まいごのまま
覚おぼえのない言葉ことばと偽いつわりの首飾くびかざりすら
壁かべの画えの誰だれかの悲かなしみを語かたり出だす
奪うばわれることを恐おそれて
与あたえられることを忘わすれて
終おわりを告つげていく美うつくしい日々ひび
10月がつの雨あめに打うたれて 目めを閉とじた その時ときに
何なにを手てに入いれるのだろう?
教おしえてよ Marie
毎夜まいよ 指輪リングの森もりで あの風かぜに吹ふかれて
12の唄うた 紡つむいで 夢見ゆめみていた
縋すがる様ように抱だき合あう 平然へいぜんと狼狽ろうばいですら
壁かべの画えのいつかの輝かがやきを語かたり出だす
麗うるわしき天てんで結むすばれ
この地上ちじょうで引ひき裂さかれて
光ひかりを消けしていく 愛いとおしい日々ひび
飾かざられた椅子いすに腰掛こしかけ 振ふり払はらうその腕うでに
何なにを手てに入いれるのだろう?
教おしえてよ Marie
繋つなぐために捨すててきた 境界きょうかいを越こえて
脱ぬぎ捨すて去さった白しろいドレスは 今いまも泣ないてるの?
奪うばわれることを恐おそれて
与あたえられること忘わすれて
終おわりを告つげていく美うつくしい日々ひび
10月がつの雨あめに打うたれて 目めを閉とじた その時ときに
何なにを手てに入いれるのだろう?
教おしえてよ Marie
毎夜maiyo 深紅shinkuのno宴utage 泡沫utakataにni抱daかれてkarete
14のno時tokiにすぐにnisuguni 迷子maigoのままnomama
覚oboえのないenonai言葉kotobaとto偽itsuwaりのrino首飾kubikazaりすらrisura
壁kabeのno画eのno誰dareかのkano悲kanaしみをshimiwo語kataりri出daすsu
奪ubaわれることをwarerukotowo恐osoれてrete
与ataえられることをerarerukotowo忘wasuれてrete
終oわりをwariwo告tsuげていくgeteiku美utsukuしいshii日々hibi
10月gatsuのno雨ameにni打uたれてtarete 目meをwo閉toじたjita そのsono時tokiにni
何naniをwo手teにni入iれるのだろうrerunodarou?
教oshiえてよeteyo Marie
毎夜maiyo 指輪ringuのno森moriでde あのano風kazeにni吹fuかれてkarete
12のno唄uta 紡tsumuいでide 夢見yumemiていたteita
縋sugaるru様youにni抱daきki合aうu 平然heizenとto狼狽roubaiですらdesura
壁kabeのno画eのいつかのnoitsukano輝kagayaきをkiwo語kataりri出daすsu
麗uruwaしきshiki天tenでde結musuばれbare
このkono地上chijouでde引hiきki裂saかれてkarete
光hikariをwo消keしていくshiteiku 愛itoおしいoshii日々hibi
飾kazaられたrareta椅子isuにni腰掛koshikaけke 振fuりri払haraうそのusono腕udeにni
何naniをwo手teにni入iれるのだろうrerunodarou?
教oshiえてよeteyo Marie
繋tsunaぐためにgutameni捨suててきたtetekita 境界kyoukaiをwo越koえてete
脱nuぎgi捨suてte去saったtta白shiroいiドレスdoresuはha 今imaもmo泣naいてるのiteruno?
奪ubaわれることをwarerukotowo恐osoれてrete
与ataえられることerarerukoto忘wasuれてrete
終oわりをwariwo告tsuげていくgeteiku美utsukuしいshii日々hibi
10月gatsuのno雨ameにni打uたれてtarete 目meをwo閉toじたjita そのsono時tokiにni
何naniをwo手teにni入iれるのだろうrerunodarou?
教oshiえてよeteyo Marie