呼よばれた気きがして 振ふり向むけば
水面みなもに揺ゆれます 金閣寺きんかくじ
冷つめたい別わかれを されたのに
今いまもあなたに 会あいたくて
京都きょうと 面影おもかげ きぬかけの路みち
恋こいに区切くぎりの 恋こいに区切くぎりの ひとり旅たび
静しずかに広ひろがる 砂すなの海うみ
未練みれんのさざ波なみ 龍安寺りょうあんじ
私わたしを優やさしく 抱だきしめて
離はなさないよと 言いった人ひと
京都きょうと 涙なみだの きぬかけの路みち
心細こころぼそさに 心細こころぼそさに 震ふるえます
幸しあわせはらはら こぼれ散ちる
たたずむ仁和寺にんなじ 八重桜やえざくら
この路みち 歩あるいて ひとつずつ
捨すてて行いきます 想おもい出でを
京都きょうと 日暮ひぐれて きぬかけの路みち
二に度どとあなたに 二に度どとあなたに 戻もどらない
呼yoばれたbareta気kiがしてgashite 振fuりri向muけばkeba
水面minamoにni揺yuれますremasu 金閣寺kinkakuji
冷tsumeたいtai別wakaれをrewo されたのにsaretanoni
今imaもあなたにmoanatani 会aいたくてitakute
京都kyouto 面影omokage きぬかけのkinukakeno路michi
恋koiにni区切kugiりのrino 恋koiにni区切kugiりのrino ひとりhitori旅tabi
静shizuかにkani広hiroがるgaru 砂sunaのno海umi
未練mirenのさざnosaza波nami 龍安寺ryouanji
私watashiをwo優yasaしくshiku 抱daきしめてkishimete
離hanaさないよとsanaiyoto 言iったtta人hito
京都kyouto 涙namidaのno きぬかけのkinukakeno路michi
心細kokorobosoさにsani 心細kokorobosoさにsani 震furuえますemasu
幸shiawaせはらはらseharahara こぼれkobore散chiるru
たたずむtatazumu仁和寺ninnaji 八重桜yaezakura
このkono路michi 歩aruいてite ひとつずつhitotsuzutsu
捨suててtete行iきますkimasu 想omoいi出deをwo
京都kyouto 日暮higuれてrete きぬかけのkinukakeno路michi
二ni度doとあなたにtoanatani 二ni度doとあなたにtoanatani 戻modoらないranai