月つきが翳かげっていた
波打なみうち際ぎわで一人ひとり泣ないていた
わずかな灯あかり手繰たぐり弾ひく古ふるいギター
奏かなでる一瞬いっしゅんに 永遠えいえんに
遠とおい影かげに届とどくように
青あおい夏なつの続つづき叫さけんだ
給水塔きゅうすいとうの下した
並ならんだ影かげが淡あわく揺ゆれていた
君きみは今いま心こころに何なにを思おもうだろう
気付きづいた感情かんじょうに 焦燥しょうそうに
ただ走はしる雲くものように
歪いびつな世界せかいを描えがくんだ
胸むねが震ふるえていた
懐なつかしい笑わらい顔がおが 甘あまく脆もろくこの心臓しんぞうの裏側うらがわで
燃もえるようにほら 光ひかるよ
向むかい風かぜの中なかへ
一いっ歩ぽずつ歩あるき出だした
もう一人ひとりじゃないから
歌うたえるって信しんじて
長ながい雨あめを抜ぬけて
愛いとしい匂においがした
ずっと忘わすれないから
笑わらってて 君きみのままで
惨みじめさもやるせなさも 生いきてく道みちのりの途中とちゅうで
厭いとわしいほど絡からみついてくるけど
波音なみおとの狭間はざまで
その声こえが浮うかんだ
ふっと風かぜが光ひかって
涙なみだを飛とばした
君きみのようになりたい
まっすぐに輝かがやきたい
ずっと忘わすれないでね
儚はかない夜光やこうに歌うたった
夜よるが動うごいていた
月つきの光ひかりが色いろを変かえるから
君きみは今いまどこかで歌うたってるのかな
重かさなる一瞬いっしゅんに 永遠えいえんに
まだ覚さめぬ夢ゆめのように
不確ふたしかな音おとを紡つむぐんだ
月tsukiがga翳kageっていたtteita
波打namiuちchi際giwaでde一人hitori泣naいていたiteita
わずかなwazukana灯akaりri手繰taguりri弾hiくku古furuいiギタgitaー
奏kanaでるderu一瞬issyunにni 永遠eienにni
遠tooいi影kageにni届todoくようにkuyouni
青aoいi夏natsuのno続tsuduきki叫sakeんだnda
給水塔kyuusuitouのno下shita
並naraんだnda影kageがga淡awaくku揺yuれていたreteita
君kimiはha今ima心kokoroにni何naniをwo思omoうだろうudarou
気付kiduいたita感情kanjouにni 焦燥syousouにni
ただtada走hashiるru雲kumoのようにnoyouni
歪ibitsuなna世界sekaiをwo描egaくんだkunda
胸muneがga震furuえていたeteita
懐natsuかしいkashii笑waraいi顔gaoがga 甘amaくku脆moroくこのkukono心臓shinzouのno裏側uragawaでde
燃moえるようにほらeruyounihora 光hikaるよruyo
向muかいkai風kazeのno中nakaへhe
一ixtu歩poずつzutsu歩aruきki出daしたshita
もうmou一人hitoriじゃないからjanaikara
歌utaえるってerutte信shinじてjite
長nagaいi雨ameをwo抜nuけてkete
愛itoしいshii匂nioいがしたigashita
ずっとzutto忘wasuれないからrenaikara
笑waraっててttete 君kimiのままでnomamade
惨mijiめさもやるせなさもmesamoyarusenasamo 生iきてくkiteku道michiのりのnorino途中tochuuでde
厭itoわしいほどwashiihodo絡karaみついてくるけどmitsuitekurukedo
波音namiotoのno狭間hazamaでde
そのsono声koeがga浮uかんだkanda
ふっとfutto風kazeがga光hikaってtte
涙namidaをwo飛toばしたbashita
君kimiのようになりたいnoyouninaritai
まっすぐにmassuguni輝kagayaきたいkitai
ずっとzutto忘wasuれないでねrenaidene
儚hakanaいi夜光yakouにni歌utaったtta
夜yoruがga動ugoいていたiteita
月tsukiのno光hikariがga色iroをwo変kaえるからerukara
君kimiはha今imaどこかでdokokade歌utaってるのかなtterunokana
重kasaなるnaru一瞬issyunにni 永遠eienにni
まだmada覚saめぬmenu夢yumeのようにnoyouni
不確futashiかなkana音otoをwo紡tsumuぐんだgunda