波のある生活 歌詞 ネクライトーキー ふりがな付

気きづけばもう四し月がつ 暖房だんぼうは消けせないでいる
部屋へやの静寂せいじゃくはいつも僕ぼくの味方みかただった
夕暮ゆうぐれ時どきになる 風かぜはヒョーヒョーと吹ふく
帰かえる少年しょうねんの足あしと晩ばんごはんのこと

明星みょうじょうから見みてる 街灯がいとうはもうじき灯ともる
今いまはなんにもできない大人おとなになりそうだ
気きづけない生活せいかつ 表情ひょうじょうは消けせないでいる
君きみが好すきだったものは嫌きらいになるよ

「あれはどうなってるの?」
「これは何なんでこうなの?」
普通ふつうのことも知しらないまんまでいる僕ぼくは

うるさい、うるさい
誰だれかの声こえがする
ななめ後うしろ
どこからか声こえがする
それを気きにしたり、気きにしなかったりしたなら
大人おとなが困こまるようなこと今日きょうは言いわないでおこう

「君きみはどうなってるの?」
「僕ぼくは何なんでこうなの?」
普通ふつうのこともできないまんまでいる僕ぼくが言いいたいのは

消きえない、消きえない
誰だれかの声こえがする
ななめ後うしろ
どこからか声こえがする
それをわかったふり、
わからないふりしたなら
どうでもよくなってみよう、いまさら

うるさい、うるさい!
自分じぶんの声こえがする
背骨せぼねの中なか
なぜだか笑わらえてくる
それが聞きこえたふり、
聞きこえないふりして
嘘うそにならないようなこと
ちょっと言いってみたいんだよ