誰だれも知しるまい 分わかるまい
男おとこごころの 奥おくの奥おく
くやし涙なみだを さかなにうけて
ひとりこっそり 裏町うらまちの
暗くらい酒場さかばで 飲のむわけは
あんな女おんなと 言いい乍ながら
忘わすれかねてる 意気地いくじなし
恋こいにやつれて ただそれだけで
一度いちど飛とび出でた ふるさとへ
なんで行いけようか 男おとこなら
やけで重かさねた 冷酒ひやざけが
今いまじゃ真底しんそこ 身みに泌しみる
俺おれをすげなく 見捨みすてるような
女おんななんかを 恨うらむより
思おもい切きるんだ この酒さけで
誰dareもmo知shiるまいrumai 分wakaるまいrumai
男otokoごころのgokorono 奥okuのno奥oku
くやしkuyashi涙namidaをwo さかなにうけてsakananiukete
ひとりこっそりhitorikossori 裏町uramachiのno
暗kuraいi酒場sakabaでde 飲noむわけはmuwakeha
あんなanna女onnaとto 言iいi乍nagaらra
忘wasuれかねてるrekaneteru 意気地ikujiなしnashi
恋koiにやつれてniyatsurete ただそれだけでtadasoredakede
一度ichido飛toびbi出deたta ふるさとへfurusatohe
なんでnande行iけようかkeyouka 男otokoならnara
やけでyakede重kasaねたneta 冷酒hiyazakeがga
今imaじゃja真底shinsoko 身miにni泌shiみるmiru
俺oreをすげなくwosugenaku 見捨misuてるようなteruyouna
女onnaなんかをnankawo 恨uraむよりmuyori
思omoいi切kiるんだrunda このkono酒sakeでde