ひとり生いきれば 都みやこもさびし
暗くらい露地ろじ裏うら 仮かりの宿やど
思おもい出だしても かえらぬ夢ゆめに
更ふけて涙なみだの 星ほしが散ちる
忘わすれたいのに まぼろし浮うかぶ
いまは人妻ひとづま 遠とおい君きみ
思おもい諦あきらめ しあわせだけを
祈いのる心こころが なぜ痛いたむ
古ふるい手紙てがみは 読よむさえ悲かなし
どうせはかなく 消きえた恋こい
思おもい出だすほど せつない胸むねに
吹ふくな都との 夜よるの風かぜ
ひとりhitori生iきればkireba 都miyakoもさびしmosabishi
暗kuraいi露地roji裏ura 仮kariのno宿yado
思omoいi出daしてもshitemo かえらぬkaeranu夢yumeにni
更fuけてkete涙namidaのno 星hoshiがga散chiるru
忘wasuれたいのにretainoni まぼろしmaboroshi浮uかぶkabu
いまはimaha人妻hitoduma 遠tooいi君kimi
思omoいi諦akiraめme しあわせだけをshiawasedakewo
祈inoるru心kokoroがga なぜnaze痛itaむmu
古furuいi手紙tegamiはha 読yoむさえmusae悲kanaしshi
どうせはかなくdousehakanaku 消kiえたeta恋koi
思omoいi出daすほどsuhodo せつないsetsunai胸muneにni
吹fuくなkuna都toのno 夜yoruのno風kaze