さよなら橋 歌詞 新沼謙治 ふりがな付

さよならは雨あめの日ひに言いうものじゃない
辛つらさだけが染しみ入いるように残のこってしまうよ
さよならは晴はれた日ひにするものなのさ
また逢あえそな笑顔えがおのまま旅立たびだつことだよ
そして未来みらいのことは風かぜにまかせ
たださよなら橋ばしを渡わたれ
こころの中なかに風かぜが吹ふいても
立たち止どまらず一歩いっぽずつ歩あるいて振ふり向むかず

さよならは遠とおい空そらで言いうものなのさ
恋こいしいなら愛いとしいなら涙なみだがきらいなら
いまは淋さびしい思おもい川がわに流ながし
たださよなら橋ばしを渡わたれ
こころの中なかに泣なき虫むしがいても
叱しかることなく泣なきながら歩あるいて行いくがいい
こころの中なかに雨あめが降ふっても
嘆なげくことなくただ一人ひとり歩あるいて行いけばいい

こころの中なかで君きみは生いきてる
さよなら橋ばしを渡わたる僕ぼくは走はしって振ふり向むかず
こころの中なかでふれあう人ひとは
拒こばむことなくみちづれに歩あるいてみればいい