北きたの旅路たびじの 行いき着つく先さきは
ふたり暮くらした この町まちだった
潮うしおの匂においが しみついた
軒のきで港みなとで 溶とける雪ゆき
ひとり日ひだまり 歩あるいて行いけば
何処どこかでおまえに 逢あえるだろうか
花はなの咲さく頃ころ ここで生うまれて
海鳴うみなり聞きいて ここで育そだった
おまえのふるさとに 今年ことしも春はるが来くる
夕日ゆうひ落おちれば 夜風よかぜが騒さわぐ
空そらを見上みあげりゃ 星屑ほしくずばかり
息いきをひそめる 海鳥うみどりよ
明日あすの夜明よあけは 晴はれだろうか
今いまも何なんにも 変かわらぬ俺おれに
おまえが逢あったら 笑わらうだろうか
花はなの咲さく頃ころ ここで生うまれて
海鳴うみなり聞きいて ここで育そだった
おまえのふるさとに 今年ことしも春はるが来くる
花はなの咲さく頃ころ ここで生うまれて
海鳴うみなり聞きいて ここで育そだった
おまえのふるさとに 今年ことしも春はるが来くる
北kitaのno旅路tabijiのno 行iきki着tsuくku先sakiはha
ふたりfutari暮kuらしたrashita このkono町machiだったdatta
潮ushioのno匂nioいがiga しみついたshimitsuita
軒nokiでde港minatoでde 溶toけるkeru雪yuki
ひとりhitori日hiだまりdamari 歩aruいてite行iけばkeba
何処dokoかでおまえにkadeomaeni 逢aえるだろうかerudarouka
花hanaのno咲saくku頃koro ここでkokode生uまれてmarete
海鳴uminaりri聞kiいてite ここでkokode育sodaったtta
おまえのふるさとにomaenofurusatoni 今年kotoshiもmo春haruがga来kuるru
夕日yuuhi落oちればchireba 夜風yokazeがga騒sawaぐgu
空soraをwo見上miaげりゃgerya 星屑hoshikuzuばかりbakari
息ikiをひそめるwohisomeru 海鳥umidoriよyo
明日asuのno夜明yoaけはkeha 晴haれだろうかredarouka
今imaもmo何nanにもnimo 変kaわらぬwaranu俺oreにni
おまえがomaega逢aったらttara 笑waraうだろうかudarouka
花hanaのno咲saくku頃koro ここでkokode生uまれてmarete
海鳴uminaりri聞kiいてite ここでkokode育sodaったtta
おまえのふるさとにomaenofurusatoni 今年kotoshiもmo春haruがga来kuるru
花hanaのno咲saくku頃koro ここでkokode生uまれてmarete
海鳴uminaりri聞kiいてite ここでkokode育sodaったtta
おまえのふるさとにomaenofurusatoni 今年kotoshiもmo春haruがga来kuるru