冬ふゆに女おんなが ひとりでいたら
胸むねにも雪ゆきが 降ふると言いう
冷つめたく震ふるえる その肩かたを
この手ての中なかで あたためる
さびしさと せつなさが ひとつになって
溶とけて流ながれる 雪ゆきの川かわ
ひとり呑のむ酒さけ おまえが浮うかぶ
風かぜに吹ふかれる 縄暖簾なわのれん
男おとこの心こころは 弱よわいから
酔よって深酒ふかざけ するたびに
さびしさと せつなさが 吹雪ふぶきになって
凍こおりついてる 雪ゆきの川かわ
離はなれ離ばなれで 見みていた月つきも
今日きょうは微笑ほほえむ 朧月おぼろづき
ふたりでいたなら それだけで
幸しあわせなのと すがりつく
さびしさと せつなさが 涙なみだになって
春はるに流ながれる 雪ゆきの川かわ
冬fuyuにni女onnaがga ひとりでいたらhitorideitara
胸muneにもnimo雪yukiがga 降fuるとruto言iうu
冷tsumeたくtaku震furuえるeru そのsono肩kataをwo
このkono手teのno中nakaでde あたためるatatameru
さびしさとsabishisato せつなさがsetsunasaga ひとつになってhitotsuninatte
溶toけてkete流nagaれるreru 雪yukiのno川kawa
ひとりhitori呑noむmu酒sake おまえがomaega浮uかぶkabu
風kazeにni吹fuかれるkareru 縄暖簾nawanoren
男otokoのno心kokoroはha 弱yowaいからikara
酔yoってtte深酒fukazake するたびにsurutabini
さびしさとsabishisato せつなさがsetsunasaga 吹雪fubukiになってninatte
凍kooりついてるritsuiteru 雪yukiのno川kawa
離hanaれre離banaれでrede 見miていたteita月tsukiもmo
今日kyouはha微笑hohoeむmu 朧月oboroduki
ふたりでいたならfutarideitanara それだけでsoredakede
幸shiawaせなのとsenanoto すがりつくsugaritsuku
さびしさとsabishisato せつなさがsetsunasaga 涙namidaになってninatte
春haruにni流nagaれるreru 雪yukiのno川kawa