北きたの街まち札幌さっぽろに 遅おそい春はるが来きて
花はなが咲さくたび あいつを想おもう
あの日ひ別わかれた 時計台とけいだい
つれて逃にげてと 泣ないた奴やつ
アカシアの アカシアの
花はなに浮うかぶよ 面影おもかげが
雪ゆきよりも白しろい肌はだ おれに預あずけたね
夢ゆめの一夜いちやを 忘わすれはしない
煙草たばことりだす 指先ゆびさきに
今いまも残のこるよ ぬくもりが
アカシアの アカシアの
花はなの香かおりが 身みを責せめる
愛あいひとつ奪うばえずに 背中せなか見送みおくった
おれの弱よわさを 悔くやんでいるよ
過すぎて還かえらぬ 想おもい出でを
ひとり辿たどれば 北一条きたいちじょう
アカシアの アカシアの
花はなに祈いのるよ 幸しあわせを
北kitaのno街machi札幌sapporoにni 遅osoいi春haruがga来kiてte
花hanaがga咲saくたびkutabi あいつをaitsuwo想omoうu
あのano日hi別wakaれたreta 時計台tokeidai
つれてtsurete逃niげてとgeteto 泣naいたita奴yatsu
アカシアakashiaのno アカシアakashiaのno
花hanaにni浮uかぶよkabuyo 面影omokageがga
雪yukiよりもyorimo白shiroいi肌hada おれにoreni預azuけたねketane
夢yumeのno一夜ichiyaをwo 忘wasuれはしないrehashinai
煙草tabakoとりだすtoridasu 指先yubisakiにni
今imaもmo残nokoるよruyo ぬくもりがnukumoriga
アカシアakashiaのno アカシアakashiaのno
花hanaのno香kaoりがriga 身miをwo責seめるmeru
愛aiひとつhitotsu奪ubaえずにezuni 背中senaka見送miokuったtta
おれのoreno弱yowaさをsawo 悔kuやんでいるよyandeiruyo
過suぎてgite還kaeらぬranu 想omoいi出deをwo
ひとりhitori辿tadoればreba 北一条kitaichijou
アカシアakashiaのno アカシアakashiaのno
花hanaにni祈inoるよruyo 幸shiawaせをsewo